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ahamo(アハモ)は台湾で追加料金なしでローミング利用可能!

2024年8月10日

ahamo(アハモ)は台湾でも追加料金なしで使えます。海外ローミングが30GBまで無料です。

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  • 【エントリー期間】2022年5月13日~終了日未定で実施中
  • 【ahamo開通期間】エントリーの翌月末まで
  • 【エントリーサイト】ahamo申し込み前に、ahamoのキャンペーンサイトからエントリー
  • 【申込方法】ahamoサイトからSIMのみを他社から乗り換えで申し込み
  • 【ポイント進呈時期】開通(利用開始の手続き)を行った翌月下旬頃

ahamo(アハモ)を台湾で使うときの基礎知識

ahamoが台湾で利用できると何が嬉しいの?どういうメリットがある?

  • 追加料金なしで、日本国内・台湾あわせて30GBまで使える
  • 台湾でも日本にいる時と同じようにデータ通信できる
  • 現地で販売されているプリペイドSIMカード(旅行者向けSIMカード)を購入しなくて済み、SIMカードの入れ替え不要、SIMカード紛失のリスクが無くなる
  • レンタルのポケットWi-Fiが不要になり、旅行が身軽になる
  • 携帯電話番号が変わらないので、台湾にいるときに日本からの通話やショートメッセージも受け取れる

事前準備不要、申込不要で日本にいるときと同じように台湾で使える

台湾でahamoのSIMを利用する際に、事前の申し込みや手続きは不要です。「データローミング」をオンにすれば台湾でも使えます。

台湾だけでなく91の国・地域で使えます。日本人の渡航先約98%のエリアをカバーしています。

日本にいるときに、「利用日は◯月◯日から◯月◯日まで、地域は台湾で・・・・・」のような利用予約、台湾についたらアプリから課金する、などの手続きは一切不要です。

台湾の空港に着陸して「電波を発信する機器をご利用いただけます」アナウンスが流れた後、機内モードをオフにすれば、日本にいるときと同じようにデータ通信できます。

台湾でも月30GBまでは速度制限なく利用可能だが、月30GBは日本と台湾で共通利用

台湾でahamoのSIMを利用してデータ通信を利用する場合は、データ容量30GBまでは速度制限なく利用できます。

なお、「30GB」は国内と台湾で共通利用となります。たとえば日本国内で10GB利用した状態で台湾に行った場合、台湾で利用できるのは10GBになります。

30GBを超過した場合、通信速度は送受信最大1Mbpsに制限されます。国内同様に月間データ容量の追加購入で速度制限は解除されます。

ただし、台湾でのデータ通信利用月に大盛りオプションに加入している場合、当月末まで解除されないのでご注意ください。

テザリングは30GBまで利用可能。大盛りオプション契約時でも30GBまで

テザリングは台湾でも30GBまで利用可能ですが、大盛りオプション契約時でも30GBまでしか利用できません。

ローミング先を切り替えても追加料金なし

ローミング先を手動で変更しても追加料金が請求されることはありません。

たとえば、中華電信の電波が悪いときに手動でローミング先を台灣大哥大に変更しても追加料金はかかりません。

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ahamoを台湾で使用するときのローミング先は3社。使用しているLTE(4G)周波数帯まとめ

ローミング先はドコモのWEBサイトで確認できます

【海外利用】国際ローミングの対応エリアと利用料金 | NTTドコモでローミング先が確認できます。

たとえば渡航先を台湾に、機種をiPhone 15 Proに設定すると以下の対応ネットワークが表示されます。これが台湾でのローミング先になります。(2024年8月10日時点)

事業者名対応ネットワーク
5GLTE3G3G
850
GSM
Chunghwa---
FET---
TWM---
T Star---

Chunghwaが中華電信、FETはFar EasTone=遠伝電信、TWMはTaiwan Mobile=台灣大哥大を指します。

T Starは台湾之星ですが、2023年12月1日に台湾大哥大に吸収合併されているので存在しないはずです。

ahamoはドコモの料金プランの1つなので、ahamoで海外ローミングを使用して台湾でデータ通信するときもこの3社のいずれかで通信することになります。

VoLTE国際ローミングは、中華電信、台灣大哥大、遠伝電信が利用できます。

台湾のLTEサービスで使用される基本の周波数帯は「LTE Band 3/8/28」

大雑把に言うと、台湾のLTE(4G)サービスで使用されている基本の周波数帯はLTE Band 3/8/28の3つです。最低でもLTE Band 3/8/28に対応している機種であれば台湾での使用に困ることは無いでしょう。

完璧を目指すのであれば、LTE Band 1/3/7/8/28/38に対応している機種を用意するといいでしょう。

中華電信、台灣大哥大、遠伝電信などの台湾の携帯電話会社は、2013年10月に実施されたLTE周波数オークションによりLTE Band 3/8/28の3つのうち2つを獲得しました。各社まずは1つの周波数帯から整備・展開を始め、後になってもう1つの周波数帯を整備・展開しました。

たとえば中華電信はTEサービス開始当初はLTE Band 3のみでしたが、後からLTE Band 8も開始しました。

また、2G用周波数帯、3G用周波数帯をLTEに転用することでLTE Bandが増えていきました。

中華電信(Chunghwa Telecom) ※ローミングでオススメ・台湾のドコモ的会社

中華電信(Chunghwa Telecom)は台湾最大の電気通信事業者です。日本でいうところのドコモに相当します。

ahamoでローミングするときはまずは中華電信を選び、どうしても調子が悪いときは他社を選ぶといいでしょう。

私がahamoを台湾で使用したときは自動で中華電信が選択された状態でした。また、台湾の空港で中華電信の旅行者向けプリペイドSIMを毎回購入していますが、台湾旅行中に圏外になって困ったことはありません。

中華電信は以下のLTE Bandを使用してサービスを提供しているようです。

  • LTE Band 1
  • LTE Band 3
  • LTE Band 7
  • LTE Band 8

LTE Band 1/3/8は日本でも使用されている周波数帯のため、日本のスマホが台湾でも問題なく使える可能性が非常に高いです。

LTE Band 1とLTE Band3はドコモ/au/ソフトバンク、LTE Band 8はソフトバンクが使用しています。LTE Band 7はどの会社も使っていません。

情報元

台湾大哥大(Taiwan Mobile)

台灣大哥大は以下のLTE Bandを使用してサービスを提供しているようです。

  • LTE Band 1
  • LTE Band 3
  • LTE Band 7
  • LTE Band 8
  • LTE Band 28

台灣大哥大の4G LTEサービス開始当初は、LTE Band 3/28の2つを使用していました。そのためLTE Band 3/28をメインに整備しているはずです。

LTE Band 1/3/8/28は日本でも使用されている周波数帯のため、日本のスマホが台湾でも問題なく使える可能性が非常に高いです。

LTE Band 1とLTE Band 3はドコモ/au/ソフトバンク、LTE Band 8はソフトバンク、LTE Band 28はドコモ/au/ソフトバンク/楽天モバイルが使用しています。LTE Band 7はどの会社も使っていません。

遠伝電信(Far EasTone)

  • LTE Band 1
  • LTE Band 3
  • LTE Band 7
  • LTE Band 28
  • LTE Band 38
  • LTE Band 41(?)

遠伝電信の4G LTEサービス開始当初は、LTE Band 3/28の2つを使用していました。そのためLTE Band 3/28をメインに整備しているはずです。

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LTE Band 1/3/28は日本でも使用されている周波数帯のため、台湾でも問題なく使える可能性が非常に高いです。

LTE Band 1とLTE Band 3はドコモ/au/ソフトバンク、LTE Band 28はドコモ/au/ソフトバンク/楽天モバイルが使用しています。LTE Band 7はどの会社も使っていません。

亜太電信は遠伝電信に吸収合併された

亜太電信は2023年12月15日に遠伝電信に吸収合併されました。亜太電信はLTE Band 8/28/38/41を使用していたようです。

台湾之星(T STAR)は台湾大哥大に吸収合併された

台湾之星(T STAR)は2023年12月1日に台湾大哥大に吸収合併されました。台湾之星はLTE Band 1/7/8を使用していたようです。

台湾で使うときの設定方法

台湾で利用するときは「データローミング」をオンにすること

台湾の空港に到着したら、AndroidスマホやiPhoneで、「データローミング」をオンにしてください。

iPhoneの設定方法

iPhoneの場合は、「設定」 ⇒ 「モバイル通信」 ⇒ 「通信のオプション」 ⇒ 「データローミング」からオンにしてください。

Androidスマホの設定方法

Androidスマホの場合は、「設定」 ⇒ 「ネットワークとインターネット」 ⇒ 「モバイルネットワーク」 ⇒ 「データローミング」からオンにしてください。

データローミングって何?

データローミングを簡単に言うと、ahamoのSIMカードを入れたスマホで、台湾渡航先の携帯電話会社の回線を使ってデータ通信を行うための機能のことです。

たとえば台湾に旅行に行ったときは、ahamoのSIMカードのまま台湾のキャリア回線が利用できます。

モバイルデータ通信がオン
データローミングがオン
モバイルデータ通信がオン
データローミングがオフ
電話利用可能利用可能
SMS利用可能利用可能
インターネット利用可能利用不可
地図利用可能利用不可
メール利用可能利用不可
LINEなどのSMS利用可能利用不可

ローミング先の手動切替方法

iPhoneの場合は、「設定」→「モバイル通信」→「ネットワーク選択」をタップし、「自動」をオフにして利用したい携帯電話会社を手動で選択してください。

Androidスマホの場合は、「設定」→「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」→「詳細設定」→「ネットワークを自動的に選択」をオフにして利用したい携帯電話会社を手動で選択してください。

SIMロック解除手続きは不要だが、不安なら手続きを

ahamoで海外ローミングを使用するときにSIMロック解除手続きは不要ですが、どうしても不安なら台湾に行く前にSIMロック解除手続きを実施しておくことをオススメします。

なお、旅行者向けプリペイドSIMを使用する場合はスマホのSIMロック解除手続きが必要です。

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ahamoを台湾で利用するときの注意点など解説

15日間以上経過すると通信速度が最大128kbpsになる

ahamoは、海外で最初にデータ通信を利用した日(日本時間)を起算日として15日経過後の日本時間0時以降に、通信速度が送受信最大128kbpsに制限されます。

あなたが15日間の滞在中にahamoを10GBしか利用していなくても、15日間経過すると最大128kbpsに速度制限されます。

この速度制限は、日本に帰国してデータ通信を行うまで解除されません。台湾滞在時にahamoで550円支払ってデータチャージ/利用可能データ量を追加購入しても解除されません。

月をまたいでも15日以内ならセーフです。

5分無料・かけ放題は対象外

海外でahamoを利用しているときは、かけ放題オプション、5分以内の国内通話無料は適用されないので注意してください。

  • 海外では「かけ放題オプション」「5分以内の国内通話無料」は適用になりません。

台湾で30GB使い切った。通常速度に戻すならどうすればいい?

ahamoサイトの「データをチャージ」から、1GBあたり550円(税込)で利用可能データ量の追加ができます。

購入すると通常速度に戻ります。

大盛りオプション契約中の人が台湾に行って合計30GB使って帰ってきたらどうなる?

  • 大盛りオプションに加入していて、月110GBまで使える
  • 1月5日までに3GB使った
  • 1月5日に台湾に行って、1月10日に日本に帰ってきた。台湾滞在中は合計で17GB使った
  • 1月11日から1月31日までは何GB使える?

この場合は、1月10日まで合計30GB使っていることになり、1月は残り80GB使えます。ご安心ください。

台湾での電話とSMSの月間利用料が5万を超えると、当月末まで台湾データ通信の利用が停止

海外での電話とSMSの月間利用額が5万円(利用停止目安額)を超過した場合、当月末まで海外データ通信の利用も停止します。利用可能データ量を追加しても解除はできません。

いわゆる「パケ死」は無いので大丈夫

ahamoのSIMカードやeSIMを入れたスマホで台湾旅行中にデータ通信しても、いわゆる「パケ死」=高額料金が請求されてしまうことはありません。

台湾にいるときに30GB超過したら通信速度が最大1Mbpsに制限されるだけ、台湾で15日以上使うと通信速度が最大128kbpsに制限されるだけです。

通信速度が低速になって不便なだけです。大丈夫です。ご安心ください。

SMSの受信は無料、送信は1通100円

ahamoのSIMを台湾で利用しているときは、SMSの受信は無料、SMS送信は1通100円かかります。

アプリのなかにはSMSでワンタイムパスワードが送られてくるものがありますが、SMS受信無料なので台湾でそういう場面に遭遇しても安心です。

SMS送信料については、台湾旅行でわざわざSMSを送ることは無いと思うので気にしなくていいでしょう。

国際電話も使えます。国際電話は「着信側」にも着信料が発生するので注意

ahamoはデータローミングサービスだけだと思っている人もいるかと思いますが、ahamoは国際電話が利用できます。

あなたが韓国滞在中に日本にいる家族・友人・取引先の人間の電話に出てしまうと、着信側(あなた)にも着信料が発生します。

発信する場合(円/分)着信する場合
(円/分)
滞在国内日本向けその他の
国向け
音声通話75円125円265円145円

台湾国内に電話を発信する場合は1分あたり75円、日本に発信する場合は1分あたり175円、それ以外の国に発信する場合は1分あたり145円かかります。

台湾国内にいるときに電話を着信した場合は、あなたも1分あたり70円の支払いが必要です。

VoLTE国際ローミングは、中華電信、台灣大哥大、遠伝電信が利用できます。

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ahamoに関する注釈

ahamoでは、一部利用できないサービスがあります。

サポートについてahamoは申し込みからサポートまでオンラインで受付するプランです。
ドコモショップなどでのサポートを希望する場合は、「ahamoWebお申込みサポート(※2)」(税込3,300円) を利用してください。
なお、申し込み時の端末操作は契約者自身で実施することになります。
また、端末初期設定およびデータ移行などは 本サポートの範囲外となります。
端末初期設定およびデータ移行の補助を希望する人は「初期設定サポート(有料)(※3)」を別途申し込んでください。
※2お客さまのご要望に基づき、ahamo専用サイトからのお申込みの補助を行うものです。
※3お客さまのご要望に基づき、ahamoアプリおよび専用サイトからのお手続き補助を行うものです。
オンライン手続きについてオンラインで24時間いつでも受付可能ですが、サイトメンテナンス中など受付できない場合があります。
月額料金についてahamoは30GB使えて月額2970円です(機種代金別途)。
国内通話料金についてahamoは国内通話料金は5分以内無料ですが、5分超過後は22円/30秒の通話料がかかります。
SMSや他社接続サービスなどへの発信は、別途料金がかかります。
海外パケット通信について海外91の国・地域でのパケット通信も30GBまで無料ですが、15日を超えて海外で利用する場合は速度制限がかかります。
国内利用と合わせての容量上限です
端末の契約について利用端末がドコモで提供している通信方式とは異なる通信方式のみに対応している機種の場合、またSIMロック解除がされていない場合については、ahamoを利用することはできません。
利用中の機種が対応しているかどうかはahamoサイトにてご確認ください。
SIMカードの契約についてMNP予約番号を取得の上、ahamoサイトからMNPによる新規申し込み手続きが必要です。

 

  • この記事を書いた人

荒巻大輔

あどはこモでは、ドコモの料金プラン「ahamo(アハモ)」の新規契約・他社から乗り換えで契約手順、ahamoのSIMカードやeSIMをiPhoneで使う方法などを分かりやすく解説しています。ドコモとahamoどちらも契約しています。 全てのコンテンツを荒巻大輔が執筆・監修しています。適当な外注ライターの記事は1つもありません。

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