
ahamoはハワイで追加料金なし・申込不要でそのまま使えます。データローミングをオンにするだけで国内と合算30GBまで通信可能。設定方法、15日制限などの注意点、ギガが足りないときの対策、ローミング先キャリア(AT&T/T-Mobile/Verizon)まで詳しく解説します。
ahamo(アハモ)はハワイで追加料金なしでそのまま使える
ahamoはハワイで追加料金なし・事前申し込み不要でそのまま使えます。やることは、ハワイに着いてからスマホのデータローミングをオンにするだけです。日本国内の分と合算で30GBまで、日本にいるときと同じ感覚でデータ通信できます。
ローミング先はアメリカ大手キャリアのAT&T/T-Mobile/Verizonのいずれかで、3社とも5Gに対応しています。プリペイドSIMの購入もポケットWi-Fiのレンタルも不要で、ホノルルの空港に着いた瞬間からスマホが使えます。
ただし、15日を超える滞在では速度制限がかかる、大盛りオプション加入中は制限の解除ルールが異なる、国際電話は着信にも料金が発生するなど、知らないと損する注意点もいくつかあります。
この記事では、ハワイでの設定方法、30GBの残量の考え方、ギガが足りないときの対策、注意点、ローミング先キャリアまで詳しく解説します。
ahamo(アハモ)をハワイで使うときの基礎知識
ahamoがハワイで利用できると何が嬉しいの?どういうメリットがある?
- 追加料金なしで、日本国内・ハワイあわせて30GBまで使える
- ハワイでも日本にいる時と同じようにデータ通信できる
- 現地で販売されているプリペイドSIMカード(旅行者向けSIMカード)を購入しなくて済み、SIMカードの入れ替え不要、SIMカード紛失のリスクが無くなる
- レンタルのポケットWi-Fiが不要になり、旅行が身軽になる
- 携帯電話番号が変わらないので、ハワイにいるときに日本からの通話やショートメッセージも受け取れる
事前準備不要、申込不要で日本にいるときと同じようにハワイで使える
ハワイでahamoのSIMを利用する際に、事前の申し込みや手続きは不要です。「データローミング」をオンにすればハワイでも使えます。
ハワイだけでなく91の国・地域で使えます。日本人の渡航先約98%のエリアをカバーしています。
日本にいるときに、「利用日は◯月◯日から◯月◯日まで、地域はハワイで・・・・・」のような利用予約、ハワイについたらアプリから課金する、などの手続きは一切不要です。
ハワイの空港に着陸して「電波を発信する機器をご利用いただけます」アナウンスが流れた後、機内モードをオフにすれば、日本にいるときと同じようにデータ通信できます。ローミング先のAT&T/T-Mobile/Verizonのいずれかに自動で接続されるため、現地での操作は不要です。
ドコモが提供している海外パケット定額サービス「世界そのままギガ」(1時間200円、24時間980円など)や「世界ギガし放題」は、ahamoでは利用できません。ただしahamoはそもそも申し込み不要・追加料金なしで30GBまで使えるため、これらのサービスを申し込む必要自体がありません。ドコモからahamoに乗り換えた人は、海外利用の仕組みが変わっている点を覚えておきましょう
ハワイでも月30GBまでは速度制限なく利用可能だが、月30GBは日本とハワイで共通利用
ハワイでahamoのSIMを利用してデータ通信を利用する場合は、データ容量30GBまでは速度制限なく利用できます。
なお、「30GB」は国内とハワイで共通利用となります。たとえば日本国内で20GB利用した状態でハワイに行った場合、ハワイで利用できるのは10GBになります。
30GBを超過した場合、通信速度は送受信最大1Mbpsに制限されます。国内同様に月間データ容量の追加購入で速度制限は解除されます。ただし、ハワイでのデータ通信利用月に大盛りオプションに加入している場合、当月末まで解除されないのでご注意ください。
ハワイ旅行の一般的な日数なら30GBで足りることがほとんど
ハワイ旅行は4泊6日から6泊8日程度が一般的です。この日数であれば、出発時点で残量にある程度の余裕があれば、30GBで足りるケースがほとんどです。
データ消費量の目安として、au公式サイトでは1GBでできることを次のように案内しています。
- ニュースサイトの閲覧:約6,600ページ
- メール送受信:約2,000通
- LINEの通話時間:音声通話約40時間/ビデオ通話約3時間
- ネット動画の閲覧:約4時間の再生(512kbps程度の中画質)
- YouTubeの高画質動画の閲覧:約1.5時間の再生(HD高画質720P)
ハワイ旅行の定番の使い方であるGoogleマップでの移動、レストランやお店の検索、SNSへの写真投稿、LINEでの連絡といった用途なら、1日あたり1GBから2GB程度に収まることが多いでしょう。動画をあまり見ない人なら、5泊7日でも10GB前後で収まることも珍しくありません。
一方、次のような使い方をする人は30GBでは足りなくなる可能性があります。出発前に日本で20GB以上使っている、ハワイの景色や食事の動画を頻繁にSNSへ投稿する、テザリングで家族のスマホやタブレットにも通信を分ける、2週間以上滞在する、といったケースです。こうした人は、後述の対策も検討してください。
テザリングは30GBまで利用可能。大盛りオプション契約時でも30GBまで
テザリングはハワイでも利用可能です。ただし、海外で利用できるデータ容量は大盛りオプション契約時でも30GBまでです。ホテルでPCを繋いで仕事をする予定の人は、この上限を頭に入れておいてください。
ローミング先を切り替えても追加料金なし
ローミング先を手動で変更しても追加料金が請求されることはありません。たとえば、AT&Tの電波が悪いときに手動でローミング先をVerizonやT-Mobileに変更しても追加料金はかかりません。切り替え方法は次の設定方法の章で解説します。
ハワイで使うときの設定方法
ハワイで利用するときは端末側の「データローミング」をオンにすること
ハワイの空港に到着したら、AndroidスマホやiPhoneで、「データローミング」をオンにしてください。
iPhoneの設定方法
iPhoneの場合は、「設定」 ⇒ 「モバイル通信」 ⇒ 「通信のオプション」 ⇒ 「データローミング」からオンにしてください。
Androidスマホの設定方法
Androidスマホの場合は、「設定」 ⇒ 「ネットワークとインターネット」 ⇒ 「モバイルネットワーク」 ⇒ 「データローミング」からオンにしてください。
帰国したらデータローミングをオフに戻す
ハワイから帰国したら、データローミングをオフに戻しておきましょう。行きでオンにしたときと同じ画面から切り替えられます。
オンのままでも日本国内では通常どおりドコモ回線で通信するため料金面の実害はありませんが、次回の海外渡航時に意図せずローミング通信が始まるのを防ぐため、使わないときはオフにしておくのが習慣として安全です。
データローミングって何?
データローミングを簡単に言うと、ahamoのSIMカードを入れたスマホで、渡航先の携帯電話会社の回線を使ってデータ通信を行うための機能のことです。ハワイに旅行に行ったときは、ahamoのSIMカードのままハワイ(アメリカ)のキャリア回線が利用できます。
| モバイルデータ通信がオン データローミングがオン | モバイルデータ通信がオン データローミングがオフ | |
|---|---|---|
| 電話 | 利用可能 | 利用可能 |
| SMS | 利用可能 | 利用可能 |
| インターネット | 利用可能 | 利用不可 |
| 地図 | 利用可能 | 利用不可 |
| メール | 利用可能 | 利用不可 |
| LINEなどのSNS | 利用可能 | 利用不可 |
ローミング先の手動切替方法
基本は自動で接続されるので操作は不要です。電波の悪い場所で別のキャリアに切り替えたいときだけ、次の手順で手動選択してください。
iPhoneの場合は、「設定」→「モバイル通信」→「ネットワーク選択」をタップし、「自動」をオフにして利用したい携帯電話会社を手動で選択してください。
Androidスマホの場合は、「設定」→「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」→「詳細設定」→「ネットワークを自動的に選択」をオフにして利用したい携帯電話会社を手動で選択してください。
帰国前や別の島に移動するときは、「自動」に戻しておくのを忘れずに。手動選択のままだと、選んだキャリアの圏外エリアで通信できなくなります。
SIMロック解除手続きは不要だが、不安なら手続きを
ahamoで海外ローミングを使用するときにSIMロック解除手続きは不要ですが、どうしても不安ならハワイに行く前にSIMロック解除手続きを実施しておくことをオススメします。
なお、ハワイ(アメリカ)の旅行者向けプリペイドSIMを使用する場合は、スマホのSIMロック解除手続きが必要です。
ハワイで使えるギガは「30GB」ではなく「30GB-日本で使った分」
ahamoの30GBは日本国内での利用分と合算です。つまりハワイで使える量は、正確には「30GB-出発までに日本で使った分」です。「30GBもあるから余裕」と思っていたら、月末の渡航で実は残り5GBしかなかった、というのが一番ありがちな失敗です。
ahamoアプリを開くと、トップ画面に当月の残りデータ量が表示されます。出発前に必ずここを確認してください。判断の目安は次の通りです。
- 残り10GB以上:3泊5日程度のハワイ旅行なら、地図・SNS・LINE・写真のアップロードまで含めて基本的に困りません
- 残り5GB前後:地図と検索中心なら足りますが、動画視聴やテザリングは控えめに。ホテルのWi-Fiを併用しましょう
- 残り5GB未満:使い方によっては足りなくなる可能性が高いです。動画や写真の投稿はホテルのWi-Fiにまわし、現地では地図や検索など軽い用途に絞りましょう。1GB550円のデータチャージを使う前提でいるか、月初の渡航にずらせるなら翌月1日にギガがリセットされてから渡航するのも手です
ギガが一気に減るのは、動画の視聴とテザリングです。特にPCを繋いで仕事をすると1日で数GB消費することも珍しくないため、出張や長期滞在の人は残量に余裕を持たせてください。
なお、ギガが十分残っていても、海外での利用開始から15日を超えると最大128kbpsに制限されます(詳細は注意点の章で解説)。2週間を超える滞在では、残りギガとは別にこの制限が先に来る点に注意してください。
ハワイでギガが足りないとき・不安なときの対策
【対策①】ホテルや街のWi-Fiを併用してギガを節約する
動画視聴、写真・動画のクラウドバックアップ、アプリの更新など、通信量の大きい作業はホテルのWi-Fi接続時にまとめて行えば、ahamoの30GBをかなり温存できます。ハワイはフリーWi-Fiが充実しており、ほとんどのホテルはWi-Fiを完備しています。
ワイキキ周辺なら、アラモアナセンターやロイヤル・ハワイアン・センターといったショッピングモール、スターバックスなどのカフェでも無料Wi-Fiが使えます。到着時のダニエル・K・イノウエ国際空港(ホノルル空港)でも無料Wi-Fiが提供されています。動画の視聴や写真・動画のSNS投稿、アプリのアップデートはこうしたWi-Fiのある場所でまとめて行うと、ahamoのデータ消費をかなり抑えられます。
ahamo公式によると、無料Wi-Fiに接続しているつもりでも、データローミングがオンのままだとローミングによる海外データ通信が発生し、30GBが消費される場合があります。Wi-Fiだけで通信したい時間帯は、機内モードをオンにしてからWi-Fiだけをオンにすると確実です
なお、フリーWi-Fiは誰でも接続できる回線のため、ネットバンキングやクレジットカード情報の入力は避け、ahamoのモバイル回線側で行いましょう。
【対策②】30GBを使い切ったら1GB550円のデータチャージで通常速度に戻す
ハワイ滞在時に、Wi-Fiで節約してもなお30GBを使い切って最大1Mbpsに制限された場合は、ahamoサイトの「データチャージ」から1GBあたり550円(税込)で利用可能データ量を追加できます。購入すると通常速度に戻ります。数GB程度の不足なら、これが一番手っ取り早い方法です。
ただし、大盛りオプションに加入している月はチャージしても当月末まで速度制限が解除されない点と、15日制限(最大128kbps)はチャージでは解除できない点に注意してください。
ahamoをハワイで利用するときの注意点など解説
15日間以上経過すると通信速度が最大128kbpsになる
ahamoは、海外で最初にデータ通信を利用した日(日本時間)を起算日として15日経過後の日本時間0時以降に、通信速度が送受信最大128kbpsに制限されます。
15日間の滞在中にahamoを10GBしか利用していなくても、15日間経過すると最大128kbpsに速度制限されます。使ったデータ量ではなく、経過日数で制限がかかる仕組みです。
この速度制限は、日本に帰国してデータ通信を行うまで解除されません。ハワイ滞在中に550円支払ってデータチャージしても解除されません。月をまたいでも15日以内ならセーフです。
具体例で確認しましょう。日本時間4月1日にハワイでデータ通信を開始した場合、4月15日までは通常どおり利用でき、4月16日の午前0時(日本時間)から速度制限がかかります。
自分が今どういう制限状況にあるかは、ahamoアプリまたはahamoサイトにログインすると確認できます。長期滞在中で「急に遅くなった気がする」というときは、まずここを見て15日制限に達していないかチェックしましょう。
大盛りオプション未加入の人は、30GB超過後は最大1Mbps。チャージで解除できる
大盛りオプション未加入の人は、国内外あわせて30GBを使い切ると通信速度が最大1Mbpsに制限されます。この速度制限は、データ量を追加購入(1GBあたり550円)すれば解除されます。
たとえば国内で10GB使って渡航した場合、ハワイでは20GBまで速度制限なしで利用でき、使い切ってもチャージすれば通常速度に戻せます。ルールがシンプルなので、未加入の人は「残りギガを確認して、足りなくなったらチャージ」とだけ覚えておけば大丈夫です。
大盛りオプション加入中の人は、海外で使えるのは「海外利用分30GBまで」。超過するとチャージでも解除不可
大盛りオプション(110GB)加入中の人の海外利用は、未加入の場合とルールが異なります。ahamo公式FAQによると、月間110GBの範囲内で、海外で利用したデータ量が30GBまでは速度制限なしで使えます。
たとえば国内で10GB使って渡航した場合、ハワイでは30GBまで速度制限なしで使えます。110GBの残りは十分あるため、海外枠の30GBがそのまま上限になります。ハワイでの利用が30GBを超えると通信速度は最大1Mbpsに制限され、未加入の場合と違い、この制限はデータ量を追加購入しても当月末まで解除できません。
一方、国内で90GB使って渡航した場合、ハワイで使えるのは20GBです。110GBの残りが20GBしかないためです。この場合は海外利用分がまだ30GBに達していないので、残り10GB分まではデータ量の追加購入で速度制限を解除できます。
つまり大盛り加入中の人は、「110GBの残り」と「海外利用分30GB」の2つの上限のうち、先に達した方で制限がかかります。チャージで解除できるのは110GB側の制限だけで、海外利用分30GBの制限は当月末まで解除できません。ハワイから帰国した後は、110GBの残りを国内で通常どおり利用できます。たとえば国内3GB+ハワイ17GBで帰国した場合、合計20GB消費なので、残りの90GBを月末まで使えます。
5分無料・かけ放題は海外では対象外
海外でahamoを利用しているときは、かけ放題オプション、5分以内の国内通話無料は適用されません。ハワイで電話回線の通話をすると、次の国際電話の項で解説するエリアごとの通話料がそのまま課金されます。
SMSの受信は無料、送信は1通100円
ahamoのSIMをハワイで利用しているときは、SMSの受信は無料、SMS送信は1通100円かかります。
アプリやネットバンキングのなかにはSMSでワンタイムパスワードが送られてくるものがありますが、SMS受信は無料なので、ハワイでそういう場面に遭遇しても料金を気にする必要はありません。SMSの送信は、ハワイ旅行でわざわざ使うことはほぼ無いはずなので気にしなくていいでしょう。
国際電話も使えます。国際電話は「着信側」にも着信料が発生するので注意
ahamoはデータローミングサービスだけだと思っている人もいるかと思いますが、ahamoはハワイで国際電話も利用できます。VoLTE国際ローミングは、AT&T/T-Mobile/Verizonの3社で利用できます(VerizonとT-Mobileはビデオコール非対応)。
ただし、国際電話は発信だけでなく「着信側」にも着信料が発生する点に注意してください。あなたがハワイ滞在中に日本にいる家族・友人・取引先からの電話に出ると、着信側(あなた)にも1分あたり175円の着信料が発生します。
| 発信する場合(円/分) | 着信する場合 (円/分) | |||
|---|---|---|---|---|
| 滞在国内 | 日本向け | その他の 国向け | ||
| 音声通話 | 125円 | 140円 | 265円 | 175円 |
ハワイ(アメリカ)国内に電話を発信する場合は1分あたり125円、日本に発信する場合は1分あたり140円、それ以外の国に発信する場合は1分あたり265円かかります。ハワイで電話を着信した場合は、1分あたり175円の支払いが必要です。着信料175円は韓国(70円)や台湾(145円)と比べても高めなので、電話回線での通話は特に注意しましょう。
家族や友人との連絡は、LINEなどのアプリ通話を使えばデータ通信の範囲内で無料です。LINEの通話は電話回線ではなくデータ通信で行われるため、上の表の通話料・着信料はそもそも発生しません。あなたがハワイからLINE通話を発信しても、日本にいる相手がそれを受けても、どちらにも高額な通話料金が請求されることはありません。消費されるのはahamoの30GBのデータ容量だけです。
日本の家族と長電話したい場合や、旅先の様子をビデオ通話で見せたい場合も、LINE通話なら時間を気にせず話せます。電話回線での通話は、LINEを使っていない相手やお店への連絡など、どうしても必要な場面だけに絞るのがオススメです。
ハワイでの電話とSMSの月間利用額が5万円を超えると、当月末まで海外での電話・SMS・データ通信が停止
海外での電話とSMSの月間利用額が5万円(利用停止目安額)を超過した場合、当月末まで海外での電話、SMS、データ通信がすべて利用停止になります。利用可能データ量を追加しても解除はできません。
とはいえ、通話は前述の通りLINEで代替でき、電話回線で月5万円分も通話することは普通の旅行ではまず無いので、過度に心配する必要はありません。
データ通信でいわゆる「パケ死」・高額請求は起こらない仕組み
ahamoのSIMカードやeSIMを入れたスマホでハワイ旅行中にデータ通信しても、いわゆる「パケ死」は起こりません。パケ死とは、海外で知らないうちにデータ通信が行われ、従量課金で数十万円といった高額なパケット料金を請求されてしまうことです。
ahamoの海外データ通信は月額2,970円の基本料金に含まれる定額サービスなので、そもそも使った分だけ課金される仕組みではありません。うっかり使いすぎても、30GBを超過したら最大1Mbpsに、15日を超えたら最大128kbpsに通信速度が制限されるだけです。
低速になる不便さはあっても、身に覚えのない高額請求が届く心配はありません。安心してハワイで使ってください。
なお、注意するとすれば電話回線での通話です。データ通信と違って通話は従量課金(着信にも料金が発生)なので、長電話はLINE通話を使いましょう。詳しくは前述の国際電話の項をご覧ください。
【深掘り】ハワイのローミング先はVerizon/T-Mobile/AT&Tの3社
ここからは、ハワイでのローミング先キャリアについて詳しく知りたい人向けの解説です。どのキャリアに繋がるのか知りたい人は参考にしてください。
【ローミング先】ドコモのWEBサイトで確認できる
ドコモの対応エリア・通話料・通信料を調べるでローミング先が確認できます。渡航先をハワイに設定すると、以下の対応ネットワークが表示されます。これがハワイでのローミング先になります。(2026年7月3日時点)
| 事業者名 | 5G | LTE |
|---|---|---|
| Verizon | ○ | ○ |
| T-Mobile | ○ | ○ |
| AT&T | ○ | ○ |
ahamoはドコモの料金プランの1つなので、ahamoで海外ローミングを使用してハワイでデータ通信するときも、この3社のいずれかで通信することになります。
3社ともアメリカの大手キャリアで、5G/LTEに対応しています。VoLTE国際ローミングも3社で利用できます(VerizonとT-Mobileはビデオコール非対応)。どのキャリアに繋がるかは自動で選択されるため、基本的に意識する必要はありません。
ドコモの公式案内によると、2026年8月3日にGSMネットワークのサービスが終了予定です。これ以降、VoLTE対応の携帯電話でないと音声通話が利用できなくなります(データ通信専用機はLTE対応機種であれば利用可能)。古いスマホやガラケーをハワイに持って行く予定の人は、VoLTE対応機種かどうかを事前に確認しておきましょう
【3社の紹介】Verizon/T-Mobile/AT&Tはどんな会社?
ローミング先となる3社は、いずれもアメリカを代表する大手通信キャリアです。それぞれ簡単に紹介します。
Verizonは、契約者数でアメリカ最大の携帯キャリアです。日本でいうドコモのような立ち位置で、全米で広いネットワークを持っています。
T-Mobileは、契約者数でアメリカ2位の携帯キャリアです。ドイツの通信大手ドイツテレコムの傘下にあり、近年は5Gの展開に力を入れて都市部を中心に高速通信のエリアを広げています。
AT&Tは、電話事業の名門として長い歴史を持つ総合通信会社です。携帯電話だけでなく固定回線や光回線も手掛けており、日本でいうNTTに近い立ち位置です。
いずれもアメリカ全土に基地局を整備している大手なので、ワイキキやホノルルといった観光の中心地であれば、どのキャリアに繋がっても通信で困ることはまずありません。
【通信品質】アメリカ3社は第三者調査でも高い評価
ahamoのローミング速度そのものの公表値はありませんが、接続先となるアメリカ3キャリアの通信品質は、独立系の通信品質調査機関のデータから客観的に確認できます。
通信品質の国際的な調査機関であるOpensignalのアメリカレポート(2026年1月、データ収集期間は2025年9月から11月)によると、調査対象の3キャリア(AT&T/T-Mobile/Verizon)はいずれも動画視聴の体感品質(Video Experience)で「Good」の水準にあり、平均して720p以上の動画を待ち時間やカクつきの少ない状態で視聴できると評価されています。
同レポートでは、T-Mobileが通信の安定性(Consistent Quality/Reliability)と5Gの接続しやすさ(5G Availability)で首位、Verizonが5G動画体験で首位、AT&Tがネットワークへの接続時間(3G以上の回線に繋がっている時間の割合が99.6%)で首位という結果でした。3社は僅差で拮抗しており、いずれのキャリアに接続されても、ワイキキやホノルルなどの主要エリアで地図・SNS・動画視聴といった旅行中の使い方に困る水準ではないと考えてよいでしょう。
ただし、上記はあくまでアメリカ全体の通信環境の目安です。ハワイは島という土地柄、本土とは通信環境が異なる場合があり、また海外ローミングは現地の一般ユーザーと比べて速度が出にくいことがあります。この数値がそのままハワイのローミングで出るわけではない点には注意してください。
とはいえ、ワイキキやホノルルなど観光客の集まるエリアは3キャリアとも整備が進んでいるため、旅行での実用に不足はないでしょう。島の奥地や山間部では電波が弱まることがあるので、心配な人は各キャリアのカバーエリアマップで滞在先を確認しておきましょう。
出典: USA January 2026, Mobile Network Experience Report | Opensignal
【まとめ】ahamoならハワイはデータローミングをオンにするだけ
ahamoはハワイで追加料金なし・申し込み不要で使えます。ハワイに着いたらデータローミングをオンにするだけで、国内と合算30GBまで日本にいるときと同じように通信できます。ローミング先はアメリカ大手のAT&T/T-Mobile/Verizonで、3社とも5G/LTEに対応しています。
気をつけるのは次の4点だけです。出発前にahamoアプリで残りギガを確認しておくこと。30GBは日本で使った分との合算なので、月末の渡航は特に注意してください。滞在が15日を超えると最大128kbpsに制限され、この制限はチャージでは解除できないこと。電話回線での通話は発信だけでなく着信にも料金がかかり、ハワイの着信料は1分175円と高めなので、通話はLINEなどのアプリで済ませること。そして帰国したらデータローミングをオフに戻すことです。
逆に言えば、この4点さえ押さえておけば、SIMの入れ替えもWi-Fiルーターの受け取り・返却も不要で、面倒な準備なしに旅行初日から通信できます。使いすぎても高額請求(パケ死)は無い仕組みなので、安心してハワイ旅行を楽しんでください。





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