ahamo(アハモ)はタイでも追加料金なしで使えます。海外ローミングが20GBまで無料です。
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- 【エントリー期間】2022年5月13日~終了日未定で実施中
- 【ahamo開通期間】エントリーの翌月末まで
- 【エントリーサイト】ahamo申し込み前に、ahamoのキャンペーンサイトからエントリー
- 【申込方法】ahamoサイトからSIMのみを他社から乗り換えで申し込み
- 【ポイント進呈時期】開通(利用開始の手続き)を行った翌月下旬頃
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ahamo(アハモ)をタイで使うときの基礎知識
ahamoはタイでも使えます
ahamoは追加料金不要で、海外91の国・地域でデータ通信が利用できます。日本人の渡航先約98%のエリアをカバーしています。
タイも対応エリアに含まれています。
ahamoがタイで利用できると何が嬉しいの?どういうメリットがある?
- 追加料金なしで、日本国内・タイあわせて20GBまで使える
- タイでも日本にいる時と同じようにデータ通信できる
- 現地で販売されているプリペイドSIMカード(旅行者向けSIMカード)を購入しなくて済み、SIMカードの入れ替え不要、SIMカード紛失のリスクが無くなる
- レンタルのポケットWi-Fiが不要になり、旅行が身軽になる
- 携帯電話番号が変わらないので、タイにいるときに日本からの通話やショートメッセージも受け取れる
事前準備不要、申込不要で日本にいるときと同じようにタイで使える
タイでahamoのSIMを利用する際に、事前の申し込みや手続きは不要です。「データローミング」をオンにすればタイでも使えます。タイだけでなく91の国・地域で使えます。日本人の渡航先約98%のエリアをカバーしています。
日本にいるときに、「利用日は◯月◯日から◯月◯日まで、地域はタイで・・・・・」のような利用予約、タイについたらアプリから課金する、などの手続きは一切不要です。
タイの空港に着陸して「電波を発信する機器をご利用いただけます」アナウンスが流れた後、機内モードをオフにすれば、日本にいるときと同じようにデータ通信できます。
タイでも月20GBまでは速度制限なく利用可能だが、月20GBは日本とタイで共通利用
タイでahamoのSIMを利用してデータ通信を利用する場合は、データ容量20GBまでは速度制限なく利用できます。
なお、「20GB」は国内とタイで共通利用となります。たとえば日本国内で10GB利用した状態でタイに行った場合、タイで利用できるのは10GBになります。
20GBを超過した場合、通信速度は送受信最大1Mbpsに制限されます。国内同様に月間データ容量の追加購入で速度制限は解除されます。
ただし、タイでのデータ通信利用月に大盛りオプションに加入している場合、当月末まで解除されないのでご注意ください。
テザリングは20GBまで利用可能。大盛りオプション契約時でも20GBまで
テザリングはタイでも20GBまで利用可能ですが、大盛りオプション契約時でも20GBまでしか利用できません。
ローミング先はdtac, AIS, True Move Hの3つ。ドコモのWEBサイトで公表されています
【海外利用】国際ローミングの対応エリアと利用料金 | NTTドコモでローミング先が確認できます。
たとえば渡航先をタイに、機種をiPhone 15 Proに設定すると以下の対応ネットワークが表示されます。これがタイでのデータローミング先になります。(2024年8月10日時点)
事業者名 | 対応ネットワーク | ||||
---|---|---|---|---|---|
5G | LTE | 3G | 3G 850 | GSM | |
dtac | - | ○ | ○ | - | ○ |
AIS | ○ | ○ | ○ | - | - |
TRUE-H (True Move H) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
タイの携帯電話電話事業者は以下の2社で3ブランドあります。
- ①Advanced Info Service Public Company Limitedのブランド「AIS」
- ②True Corporation Public Company Limitedのブランド「TrueMove H」「dtac」
AISはTrue Move Hとdtacが合併するまで市場シェア1位の携帯電話会社でした。合併後は2位です。
「True Corporation」は、2023年3月1日にタイの携帯電話キャリアで2位の旧True Corporation(True Move H)と3位のTotal Access Communication(dtac)が合併して誕生しました。この合併によりTrue Coroprationが市場シェア1位の携帯電話会社になりました。
True Move Hの5G加入者はDTACの700MHz帯を利用した4G/5Gローミングサービスを、DTACの5G加入者はTrue Move Hの2600MHz帯を用いた5Gローミングサービスを追加料金なしで利用できるようになりました。データローミング有効時には加入者端末にキャリア名として「True-dtac」と表示されるようです。
日本のキャリアで例えると、auとソフトバンクが合併して新会社が設立されて市場シェアが1位になりドコモが2位になった、みたいに考えておくといいでしょう。
自動で繋がったローミング先を使えばOK。ローミング先を手動切替しても追加料金は発生しない
タイのデータローミング先は、タイの携帯電話会社の市場シェア1位のTrue(True Move H, dtac)と2位のAIS(AIS)なので、観光客が行くような場所であれば圏外になることはまず無いでしょう。
いちいちLTE Bandとか電波とかを考えるのが面倒くさくて仕方ない場合は、基本的に自動で繋がったところを使えばいいんです。
ローミング先を手動で変更しても追加料金が請求されることはありません。たとえば、AISの電波が悪いときに手動でローミング先をTrue Move Hやdtacに変更しても追加料金はかかりません。
AIS(タイのドコモ的ポジション、2019年時点で4G人口カバー率98%以上)
AISはタクシン元首相が設立した携帯電話キャリアで、シンガポール政府所有の機関であるのテマセク・ホールディングス傘下になっています。
AISは日本でいうとドコモみたいな会社と考えればOKです。AISが使用していると思われる周波数帯は以下の通り。
- LTE Band 1(2100MHz)
- LTE Band 3(1800MHz)
- LTE Band 8(900MHz)
- LTE Band 28(700MHz)
- LTE Band 41(2500MHz)
AISは2016年1月にLTE Band 1およびLTE Band 3のLTE-Advancedサービスを開始しました。
AISは2019年時点でタイの98%以上をカバーしています。AIS 4G アドバンス(魚拓・ウェイバックマシン・サイトが重いので注意)に記載があります。
上記ページに「全国の75,000以上のサイト(基地局)が1800MHz(LTE Band 3)で動作しており、2100MHz(LTE Band 1)と900MHz(900MHz)で最大周波数帯を生成、120MHz(60MHz×2)の帯域幅」という記載が確認できました。
というわけで、AISで4Gデータ通信したいときはLTE Band 1/3/8に対応していれば困ることはないでしょう。LTE Band 28/41にも対応していればなお良いですね。
5G周波数帯
- n28(700MHz)
- n41(2600MHz)
- n258(26GHz)
AISの5Gサービスは上記3つの周波数帯を使用しています。AIS 5G ที่ 1 ตัวจริงรายแรก คลื่นมากที่สุด ดีที่สุด เพื่อคนไทย - FAQに記載があります。
dtac(Trueのサービスブランド)
- LTE Band 1(2100MHz)
- LTE Band 3(1800MHz)
- LTE Band 8(900MHz)
- LTE Band 28(700MHz)
- LTE Band 40(2300MHz)
5G
- n28(700MHz)
- n258(26GHz)
True Move H(Trueのサービスブランド)
- LTE Band 1(2100MHz)
- LTE Band 3(1800MHz)
- LTE Band 8(900MHz)
- LTE Band 28(700MHz)
- LTE Band 41(2500MHz)
5G
- n28(700MHz)
- n41(2600MHz)
- n258(26GHz)
タイで使用されている周波数帯はLTE Band 1/3/5/8/28/40/41/46だが、LTE Band 1/3/8に対応していればいい
タイでスマートフォンを発売するためには、NBTC(国家放送通信委員会)という省庁の試験やら認証やら承認やらを受ける必要があり、そのことについて記載されたページ「電気通信標準技術局(TAT) - 無線通信設備(クラスB)の認証申請」内に、以下の周波数帯の記載があります。
- LTEBand 1
- LTE Band 3
- LTE Band 5
- LTE Band 8
- LTEBand 28
- LTE Band 40
- LTE Band 41
- LTE Band 46
わざわざ書いているということはタイ国内で使用されている4G周波数帯であると考えていいでしょう。
タイで使いたいスマホ上記周波数帯にすべて対応していれば、4G通信時に電波で困ることはなさそうです。
なお、全て対応している必要はなく、最低でもLTE Band 1/3/8に対応していれば大丈夫でしょう。
True Move Hとdtacが合併するまでタイの携帯電話会社のシェア1位だったAISは、2019年時点でLTE Band 1/3/8を使用してタイの98%以上をカバーしています。
iPhoneはほぼすべて対応
iPhoneは無敵のスマホなので、iPhone 6sの頃からLTE Band 1/3/5/8/28/40/41まで対応しています。
ちなみに、iPhone 15 ProはLTE Band 1/3/5/8/28/40/41すべて対応しています。
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FDD-LTE(バンド1、2、3、4、5、7、8、11、12、13、14、17、18、19、20、21、25、26、28、29、30、32、66、71)
TD-LTE(バンド34、38、39、40、41、42、46、48、53)
Androidは機種次第だが、日本でもLTE Band 1/3/8/28を使用しているので使える可能性大
Androidスマホの対応周波数帯は完全に機種次第ですが、LTE Band 1/3/8/28は日本でも使用されている周波数帯のため、日本のスマホがそのままタイで使える可能性が高いです。
LTE Band 1/3はドコモ・au・ソフトバンクが、LTE Band 8はソフトバンクが、LTE Band 28はドコモ・au・ソフトバンクが使用しています。
2020年以降にキャリアから発売されたAndroidスマホは、LTE Band 1/3/8に対応している可能性が高いです。LTE Band 28は機種次第です。
SIMフリー版Androidスマホは、LTE Band 1/3/8/28に対応している可能性が非常に高く、タイでもまず問題なく4Gでデータ通信できるでしょう。
Google Pixelシリーズや、性能も値段も高い各メーカーのハイエンドモデルであれば対応している周波数帯が非常に多く
たとえばGoogle Pixel 8aの場合
Google Pixelのエントリーモデルである「Google Pixel 8a」の日本向け製品である「モデルG576D」は、LTE Band 1/3/5/8/28/40/41すべて対応しています。
日本のみ
[5G Sub 6 GHz JP]17モデル G576D
- GSM / EDGE: クアッドバンド(850、900、1,800、1,900 MHz)
- UMTS / HSPA+ / HSDPA: 対応バンド 1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19
- LTE: 対応バンド B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 17 / 18 / 19 / 20 / 21 / 28 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 66
- 5G Sub-617: 対応バンド n1 / 2 / 3 / 5 / 7 / 8 / 12 / 20 / 28 / 38 / 40 / 41 / 66 / 77 / 78 / 79
- eSIM
- FeliCa
タイで使うときの設定方法
タイで利用するときは「データローミング」をオンにすること
タイの空港に到着したら、AndroidスマホやiPhoneで、「データローミング」をオンにしてください。
iPhoneの設定方法
iPhoneの場合は、「設定」 ⇒ 「モバイル通信」 ⇒ 「通信のオプション」 ⇒ 「データローミング」からオンにしてください。
Androidスマホの設定方法
Androidスマホの場合は、「設定」 ⇒ 「ネットワークとインターネット」 ⇒ 「モバイルネットワーク」 ⇒ 「データローミング」からオンにしてください。
データローミングって何?
データローミングを簡単に言うと、ahamoのSIMカードを入れたスマホで、タイ渡航先の携帯電話会社の回線を使ってデータ通信を行うための機能のことです。
たとえばタイに旅行に行ったときは、ahamoのSIMカードのままタイ(アメリカ)のキャリア回線が利用できます。
モバイルデータ通信がオン データローミングがオン | モバイルデータ通信がオン データローミングがオフ | |
電話 | 利用可能 | 利用可能 |
SMS | 利用可能 | 利用可能 |
インターネット | 利用可能 | 利用不可 |
地図 | 利用可能 | 利用不可 |
メール | 利用可能 | 利用不可 |
LINEなどのSMS | 利用可能 | 利用不可 |
ローミング先の手動切替方法
iPhoneの場合は、「設定」→「モバイル通信」→「ネットワーク選択」をタップし、「自動」をオフにして利用したい携帯電話会社を手動で選択してください。
Androidスマホの場合は、「設定」→「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」→「詳細設定」→「ネットワークを自動的に選択」をオフにして利用したい携帯電話会社を手動で選択してください。
SIMロック解除手続きは不要だが、不安なら手続きを
ahamoで海外ローミングを使用するときにSIMロック解除手続きは不要ですが、どうしても不安ならタイに行く前にSIMロック解除手続きを実施しておくことをオススメします。
なお、旅行者向けプリペイドSIMを使用する場合はスマホのSIMロック解除手続きが必要です。
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ahamoをタイで利用するときの注意点など解説
15日間以上経過すると通信速度が最大128kbpsになる
ahamoは、海外で最初にデータ通信を利用した日(日本時間)を起算日として15日経過後の日本時間0時以降に、通信速度が送受信最大128kbpsに制限されます。
あなたが15日間の滞在中にahamoを10GBしか利用していなくても、15日間経過すると最大128kbpsに速度制限されます。
この速度制限は、日本に帰国してデータ通信を行うまで解除されません。タイ滞在時にahamoで550円支払ってデータチャージ/利用可能データ量を追加購入しても解除されません。
月をまたいでも15日以内ならセーフです。
5分無料・かけ放題は対象外
海外でahamoを利用しているときは、かけ放題オプション、5分以内の国内通話無料は適用されないので注意してください。
- 海外では「かけ放題オプション」「5分以内の国内通話無料」は適用になりません。
タイで20GB使い切った。通常速度に戻すならどうすればいい?
ahamoサイトの「データをチャージ」から、1GBあたり550円(税込)で利用可能データ量の追加ができます。
購入すると通常速度に戻ります。
大盛りオプション契約中の人がタイに行って合計20GB使って帰ってきたらどうなる?
- 大盛りオプションに加入していて、月110GBまで使える
- 1月5日までに日本で3GB使った
- 1月5日にタイに行って、1月10日に日本に帰ってきた。タイ滞在中は合計で17GB使った
- 1月11日から1月31日までは何GB使える?
この場合は、1月10日まで合計20GB使っていることになり、1月は残り80GB使えます。ご安心ください。
タイでの電話とSMSの月間利用料が5万を超えると、当月末まで海外データ通信の利用が停止
海外での電話とSMSの月間利用額が5万円(利用停止目安額)を超過した場合、当月末まで海外データ通信の利用も停止します。利用可能データ量を追加しても解除はできません。
いわゆる「パケ死」は無いので大丈夫
ahamoのSIMカードやeSIMを入れたスマホでタイ旅行中にデータ通信しても、いわゆる「パケ死」=高額料金が請求されてしまうことはありません。
タイで海外ローミングを利用しているときに20GB超過したら通信速度が最大1Mbpsに制限されるだけ、タイで15日以上使うと通信速度が最大128kbpsに制限されるだけです。
通信速度が低速になって不便なだけです。大丈夫です。ご安心ください。
SMSの受信は無料、送信は1通100円
ahamoのSIMをタイで利用しているときは、SMSの受信は無料、SMS送信は1通100円かかります。
アプリのなかにはSMSでワンタイムパスワードが送られてくるものがありますが、SMS受信無料なのでタイでそういう場面に遭遇しても安心です。
SMS送信料については、タイ旅行でわざわざSMSを送ることは無いと思うので気にしなくていいでしょう。
国際電話も使えます。国際電話は「着信側」にも着信料が発生するので注意
ahamoはデータローミングサービスだけだと思っている人もいるかと思いますが、ahamoは国際電話が利用できます。
あなたがタイ滞在中に日本にいる家族・友人・取引先の人間の電話に出てしまうと、着信側(あなた)にも着信料が発生します。
発信する場合(円/分) | 着信する場合 (円/分) | |||
---|---|---|---|---|
滞在国内 | 日本向け | その他の 国向け | ||
音声通話 | 75円 | 175円 | 265円 | 155円 |
タイ国内に電話を発信する場合は1分あたり75円、タイから日本に電話を発信する場合は1分あたり175円、それ以外の国に電話を発信する場合は1分あたり265円かかります。
タイ国内にいるときに電話を着信した場合は、あなたも1分あたり155円の支払いが必要です。
VoLTE国際ローミングは、dtac, AIS, True Move Hの3社が利用可能です。
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