ahamo(アハモ)はフィリピンでも追加料金なしで使えます。海外ローミングが20GBまで無料です。
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- 【エントリー期間】2022年5月13日~終了日未定で実施中
- 【ahamo開通期間】エントリーの翌月末まで
- 【エントリーサイト】ahamo申し込み前に、ahamoのキャンペーンサイトからエントリー
- 【申込方法】ahamoサイトからSIMのみを他社から乗り換えで申し込み
- 【ポイント進呈時期】開通(利用開始の手続き)を行った翌月下旬頃
ahamo(アハモ)をフィリピンで使うときの基礎知識
ahamoはフィリピンでも使えます
ahamoは追加料金不要で、海外91の国・地域でデータ通信が利用できます。日本人の渡航先約98%のエリアをカバーしています。
フィリピンも対応エリアに含まれています。
ahamoがフィリピンで利用できると何が嬉しいの?どういうメリットがある?
- 追加料金なしで、日本国内・フィリピンあわせて20GBまで使える
- フィリピンでも日本にいる時と同じようにデータ通信できる
- 現地で販売されているプリペイドSIMカード(旅行者向けSIMカード)を購入しなくて済み、SIMカードの入れ替え不要、SIMカード紛失のリスクが無くなる
- レンタルのポケットWi-Fiが不要になり、旅行が身軽になる
- 携帯電話番号が変わらないので、フィリピンにいるときに日本からの通話やショートメッセージも受け取れる
事前準備不要、申込不要で日本にいるときと同じようにフィリピンで使える
フィリピンでahamoのSIMを利用する際に、事前の申し込みや手続きは不要です。「データローミング」をオンにすればフィリピンでも使えます。フィリピンだけでなく91の国・地域で使えます。日本人の渡航先約98%のエリアをカバーしています。
日本にいるときに、「利用日は◯月◯日から◯月◯日まで、地域はフィリピンで・・・・・」のような利用予約、フィリピンについたらアプリから課金する、などの手続きは一切不要です。
フィリピンの空港に着陸して「電波を発信する機器をご利用いただけます」アナウンスが流れた後、機内モードをオフにすれば、日本にいるときと同じようにデータ通信できます。
フィリピンでも月20GBまでは速度制限なく利用可能だが、月20GBは日本とフィリピンで共通利用
フィリピンでahamoのSIMを利用してデータ通信を利用する場合は、データ容量20GBまでは速度制限なく利用できます。
なお、「20GB」は国内とフィリピンで共通利用となります。たとえば日本国内で10GB利用した状態でフィリピンに行った場合、フィリピンで利用できるのは10GBになります。
20GBを超過した場合、通信速度は送受信最大1Mbpsに制限されます。国内同様に月間データ容量の追加購入で速度制限は解除されます。
ただし、フィリピンでのデータ通信利用月に大盛りオプションに加入している場合、当月末まで解除されないのでご注意ください。
テザリングは20GBまで利用可能。大盛りオプション契約時でも20GBまで
テザリングはフィリピンでも20GBまで利用可能ですが、大盛りオプション契約時でも20GBまでしか利用できません。
ローミング先はGLOBEまたはSMART。ドコモのWEBサイトで公表されています
【海外利用】国際ローミングの対応エリアと利用料金 | NTTドコモでローミング先が確認できます。
たとえば渡航先をフィリピンに、機種をiPhone 15 Proに設定すると以下の対応ネットワークが表示されます。これがフィリピンでのローミング先になります。(2024年8月10日時点)
事業者名 | 対応ネットワーク | ||||
---|---|---|---|---|---|
5G | LTE | 3G | 3G 850 | GSM | |
GLOBE | - | ○ | - | - | ○ |
SMART | - | ○ | ○ | ○ | ○ |
フィリピンでのローミング先はGlobeまたはSmartで、フィリピンの2大通信キャリアです。
2022年6月時点では、フィリピンの移動体通信市場のシェアはSmartが約55%、Globeが約42%、Dito Telecommunityが約6%です。
5Gについては、Globeが2020年2月に、Smartが2020年7月にNSA方式による商用サービスを開始しています。また、SmartはSA方式の商用サービスも2021年10月より開始しています。
ahamoはドコモの料金プランの1つなので、ahamoで海外ローミングを使用してフィリピンでデータ通信するときもこの2社のいずれかで通信することになります。
VoLTE国際ローミングは利用できません。
自動で繋がったローミング先を使えばOK。ローミング先を手動切替しても追加料金は発生しない
いちいちLTE Bandとか電波とかを考えるのが面倒くさくて仕方ない場合は、基本的に自動で繋がったところを使えばいいんです。
人がたくさん来るような観光地、人が住んでいるエリアで海外ローミング時に電波に困ることはまず無いでしょう。セブ島でもちゃんと電波があります。
日本と同じで人が来ないような場所、山中などは基地局はありません。建物のなか、奥まった場所、地下は日本と同様に電波が悪くなる、圏外になることがあります。
ローミング先を手動で変更しても追加料金が請求されることはありません。たとえば、Smartの電波が悪いときに手動でローミング先をGlobeに変更しても追加料金はかかりません。
【上級者向け】Smart, GlobeのLTE(4G)周波数帯まとめ【見なくてOK】
Smart(Smart Communications)
Smart=Smart Communicationsは、PLDTの完全子会社です。
Smart は、2G、3G、4G LTE ネットワークを組み合わせてフィリピンの都市や自治体の約 95% にサービスを提供しています。
- LTE Band 1(2100MHz)
- LTE Band 3(1800MHz)
- LTE Band 5(850MHz)
- LTE Band 28(700MHz)
- LTE Band 40(2300MHz)
- LTE Band 41(2500MHz)
基地局の場所や出している電波を確認できる「Cellmappter」というWEBサイトがありますが、このサイトを信用する限りはLTE Band 1/3/5/28/40/41が使われています。
2016年10月20日のニュースで、「現在、島内のスマート社のネットワークは、低帯域 850 MHz 周波数と高帯域 1800、2100、2300 MHz 周波数を組み合わせたマルチバンド LTE セットアップを採用しています。」という記載があります。◯◯MHzをLTE Bandになおしてみると、LTE Band 1/3/5/40となります。
2015年6月6日のニュースで、「LTE(Long-Term Evolution)サービスの加速展開の一環として、今年から700MHz周波数の使用を開始し~」という記載があります。700MHzはLTE Band 28になります。
5G
- n28(700MHz)
- n41(2500MHz)
- n78(2500MHz)
2020年12月23日のニュース内に、上記周波数帯で5Gキャリアアグリゲーションのテストを行った記載があります。
GLOBE(Globe Telecom)
Globe Telecomはフィリピン国内最大の通信事業者です。
GlobeのLTEサービスは2018年9月末時点で全国の約90%の市区町村で利用可能になっています。
- LTE Band 1(2100MHz)
- LTE Band 3(1800MHz)
- LTE Band 8(900MHz)
- LTE Band 28(700MHz)
- LTE Band 38(2600MHz)
- LTE Band 40(2300MHz)
- LTE Band 41(2500MHz)
基地局の場所や出している電波を確認できる「Cellmappter」というWEBサイトがありますが、このサイトを信用する限りはLTE Band 1/3/8/28/38/40/41が使われています。
2018年5月25日のニュースで、「ホロ島、タウィタウィ島、バタネス島を含む今年第 1 四半期に 700MHz、2600MHz、1800MHz の周波数を使用する LTE サイトを 934 か所追加で展開し~」という記載があります。LTE Bandになおすと、LTE 3/28/38を使用しています。
2018年10月31日のニュースで、「2018年第3四半期現在、グローブは700MHz、2600MHz、その他のスペクトル資産を使用して、約12,000のLTEセルサイトを展開しています。」という記載があります。LTE Bandになおすと、LTE Band 7/28を使用しています。
2021年11月28日のニュースで、「5Gの屋外カバレッジは首都圏で97.67%、ビサヤ諸島とミンダナオ島の主要都市で92.06%にまで向上しました。」という記載があります。
5G
- n41(3.5GHz)
- n78(2.6GHz)
5G Technology for Mobile - Globeに、「フィリピンを訪れる前に、5G デバイスの周波数/ネットワーク帯域が Globe でサポートされているかどうかを確認してください。Globe がサポートしている周波数は、N78 (3.5 GHz) と N41 (2.6 GHz) です。」という記載があります。
I am a foreigner visiting the Philippines, and I am able to use 5G in my home country already. Can I continue to use 5G when I arrive?
Prior to visiting the Philippines, check if your 5G device's frequency/network band is supported by Globe. These are Globe's supported frequencies: N78 (3.5 GHz) and N41 (2.6GHz).
You may also check your phone's frequency band from your phone manufacturer's website.
Upon your arrival here, you'll know you're in a 5G-enabled area when you see the 5G icon displayed on your smartphone.
Globe 5G is currently available in Metro Manila and 8 key cities in Visayas and Mindanao. Coverage expansion continues for both outdoor and indoor.
For a full list of 5G-covered areas in the Philippines, check here.
iPhoneはほぼすべての周波数帯に対応
iPhoneはフィリピンで使用されている全ての4G周波数帯に対応しています。
たとえばiPhone 15 Proは、SmartやGlobeで使用されているLTE Band 1/3/5/8/28/38/40/41にすべて対応しています。
FDD-LTE(バンド1、2、3、4、5、7、8、11、12、13、14、17、18、19、20、21、25、26、28、29、30、32、66、71)
TD-LTE(バンド34、38、39、40、41、42、46、48、53)
Androidスマホは機種次第
Androidスマホがフィリピンで使用されている4G周波数帯LTE Band 1/3/5/8/28/38/40/41に対応しているかは機種次第です。
上記LTE Bandのうち、LTE Band 1/3/8/28は日本でも使用されている周波数帯のため、日本のスマホも意外と対応しています。
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キャリア版・SIMフリー版ともに、販売価格の安いエントリーモデルは対応周波数帯が少なめ、ハイエンドモデルは対応周波数帯がかなり多い傾向にあります。
日本で発売されているキャリア版Androidスマホは、日本国内向けの周波数帯と海外向け周波数帯どちらも実装しているため、フィリピンの4G周波数帯に思っているよりも対応している可能性があります。
Google Pixelシリーズ、SIMフリー版Androidスマホは、フィリピンの4G周波数帯に対応している可能性がかなり高いです。
LTE Band 41はLTE Band 38を内包しているため、LTE Band 41に対応していればLTE Band 38非対応でも問題ありません。
【例①】Google Pixel 8a
Google Pixel 8aは、SmartやGlobeで使用されているLTE Band 1/3/5/8/28/38/40/41にすべて対応しています。
日本のみ
[5G Sub 6 GHz JP]17モデル G576D
- GSM / EDGE: クアッドバンド(850、900、1,800、1,900 MHz)
- UMTS / HSPA+ / HSDPA: 対応バンド 1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19
- LTE: 対応バンド B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 17 / 18 / 19 / 20 / 21 / 28 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 66
- 5G Sub-617: 対応バンド n1 / 2 / 3 / 5 / 7 / 8 / 12 / 20 / 28 / 38 / 40 / 41 / 66 / 77 / 78 / 79
- eSIM
- FeliCa
【例②】OPPO Reno11 A
OPPO Reno11 Aは、SmartやGlobeで使用されているLTE Band 1/3/5/8/28/38/40/41にすべて対応しています。
5G : n1/n3/n28/n41/n77/n78
4G FDDLTE : Band 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28
4G TD LTE : Band 38/39/40/41/42
3G WCDMA : Band 1/2/4/5/8/19 2G
GSM : 850/900/1800/1900MHz
キャリアアグリゲーション対応
【例③】Xiaomi Redmi 12 5G
Xiaomi Redmi 12 5Gは、SmartやGlobeで使用されているLTE Band 1/3/5/8/28/38/40/41にすべて対応しています。
ネットワーク帯域
2G:GSM:850 900 1800 1900 MHz
3G:WCDMA:1/2/4/5/8/6/19
4G:LTE FDD:1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28
4G:LTE TDD:38/39/40/41/42
5G:n3/n28/n41/n77/n78
フィリピンで使うときの設定方法
フィリピンで利用するときは「データローミング」をオンにすること
フィリピンの空港に到着したら、AndroidスマホやiPhoneで、「データローミング」をオンにしてください。
iPhoneの設定方法
iPhoneの場合は、「設定」 ⇒ 「モバイル通信」 ⇒ 「通信のオプション」 ⇒ 「データローミング」からオンにしてください。
Androidスマホの設定方法
Androidスマホの場合は、「設定」 ⇒ 「ネットワークとインターネット」 ⇒ 「モバイルネットワーク」 ⇒ 「データローミング」からオンにしてください。
データローミングって何?
データローミングを簡単に言うと、ahamoのSIMカードを入れたスマホで、フィリピン渡航先の携帯電話会社の回線を使ってデータ通信を行うための機能のことです。
たとえばフィリピンに旅行に行ったときは、ahamoのSIMカードのままフィリピン(アメリカ)のキャリア回線が利用できます。
モバイルデータ通信がオン データローミングがオン | モバイルデータ通信がオン データローミングがオフ | |
電話 | 利用可能 | 利用可能 |
SMS | 利用可能 | 利用可能 |
インターネット | 利用可能 | 利用不可 |
地図 | 利用可能 | 利用不可 |
メール | 利用可能 | 利用不可 |
LINEなどのSMS | 利用可能 | 利用不可 |
ローミング先の手動切替方法
iPhoneの場合は、「設定」→「モバイル通信」→「ネットワーク選択」をタップし、「自動」をオフにして利用したい携帯電話会社を手動で選択してください。
Androidスマホの場合は、「設定」→「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」→「詳細設定」→「ネットワークを自動的に選択」をオフにして利用したい携帯電話会社を手動で選択してください。
SIMロック解除手続きは不要だが、不安なら手続きを
ahamoで海外ローミングを使用するときにSIMロック解除手続きは不要ですが、どうしても不安ならフィリピンに行く前にSIMロック解除手続きを実施しておくことをオススメします。
なお、旅行者向けプリペイドSIMを使用する場合はスマホのSIMロック解除手続きが必要です。
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ahamoをフィリピンで利用するときの注意点など解説
15日間以上経過すると通信速度が最大128kbpsになる
ahamoは、海外で最初にデータ通信を利用した日(日本時間)を起算日として15日経過後の日本時間0時以降に、通信速度が送受信最大128kbpsに制限されます。
あなたが15日間の滞在中にahamoを10GBしか利用していなくても、15日間経過すると最大128kbpsに速度制限されます。
この速度制限は、日本に帰国してデータ通信を行うまで解除されません。フィリピン滞在時にahamoで550円支払ってデータチャージ/利用可能データ量を追加購入しても解除されません。
月をまたいでも15日以内ならセーフです。
5分無料・かけ放題は対象外
海外でahamoを利用しているときは、かけ放題オプション、5分以内の国内通話無料は適用されないので注意してください。
- 海外では「かけ放題オプション」「5分以内の国内通話無料」は適用になりません。
フィリピンで20GB使い切った。通常速度に戻すならどうすればいい?
ahamoサイトの「データをチャージ」から、1GBあたり550円(税込)で利用可能データ量の追加ができます。
購入すると通常速度に戻ります。
大盛りオプション契約中の人がフィリピンに行って合計20GB使って帰ってきたらどうなる?
- 大盛りオプションに加入していて、月110GBまで使える
- 1月5日までに日本で3GB使った
- 1月5日にフィリピンに行って、1月10日に日本に帰ってきた。フィリピン滞在中は合計で17GB使った
- 1月11日から1月31日までは何GB使える?
この場合は、1月10日まで合計20GB使っていることになり、1月は残り80GB使えます。ご安心ください。
フィリピンでの電話とSMSの月間利用料が5万を超えると、当月末まで海外データ通信の利用が停止
海外での電話とSMSの月間利用額が5万円(利用停止目安額)を超過した場合、当月末まで海外データ通信の利用も停止します。利用可能データ量を追加しても解除はできません。
いわゆる「パケ死」は無いので大丈夫
ahamoのSIMカードやeSIMを入れたスマホでフィリピン旅行中にデータ通信しても、いわゆる「パケ死」=高額料金が請求されてしまうことはありません。
フィリピンで海外ローミングを利用しているときに20GB超過したら通信速度が最大1Mbpsに制限されるだけ、フィリピンで15日以上使うと通信速度が最大128kbpsに制限されるだけです。
通信速度が低速になって不便なだけです。大丈夫です。ご安心ください。
SMSの受信は無料、送信は1通100円
ahamoのSIMをフィリピンで利用しているときは、SMSの受信は無料、SMS送信は1通100円かかります。
アプリのなかにはSMSでワンタイムパスワードが送られてくるものがありますが、SMS受信無料なのでフィリピンでそういう場面に遭遇しても安心です。
SMS送信料については、フィリピン旅行でわざわざSMSを送ることは無いと思うので気にしなくていいでしょう。
国際電話も使えます。国際電話は「着信側」にも着信料が発生するので注意
ahamoはデータローミングサービスだけだと思っている人もいるかと思いますが、ahamoは国際電話が利用できます。
あなたがフィリピン滞在中に日本にいる家族・友人・取引先の人間の電話に出てしまうと、着信側(あなた)にも着信料が発生します。
発信する場合(円/分) | 着信する場合 (円/分) | |||
---|---|---|---|---|
滞在国内 | 日本向け | その他の 国向け | ||
音声通話 | 75円 | 175円 | 265円 | 155円 |
フィリピン国内に電話を発信する場合は1分あたり75円、フィリピンから日本に電話を発信する場合は1分あたり175円、それ以外の国に電話を発信する場合は1分あたり265円かかります。
フィリピンにいるときに電話を着信した場合は、あなたも1分あたり155円の支払いが必要です。
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