ソフトバンクからahamo(アハモ)に乗り換え(MNP)手順、メリット・デメリット・注意点を徹底解説

ソフトバンクからahamo(アハモ)に乗り換える(MNP)手順、メリット・デメリット・注意点を徹底解説。

ソフトバンクからahamoに乗り換えを検討している方へ。「乗り換え手順がよくわからない」「違約金や費用はどうなる?」「タイミングはいつがベスト?」など、さまざまな疑問があるのではないでしょうか。

この記事では、ソフトバンクからahamoに乗り換える具体的な手順から、タイミング・注意点・メリット・デメリットまで、わかりやすく網羅的に解説します。

また、現在実施されている20,000ポイントプレゼントキャンペーンにも触れ、乗り換えで損をしないためのポイントも紹介します。

これからソフトバンクからahamoへの乗り換えを検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

ソフトバンクからahamo(アハモ)に乗り換え(MNP)手順を解説

ソフトバンクからahamo(アハモ)に乗り換え(MNP)手順を解説

【手順①】dアカウントの発行/ahamoの契約に必要なものを事前に用意する

ahamoを契約するときはdアカウントの発行が必要になります。また、本人確認書類・契約者名義のクレジットカード・口座情報を事前に準備してください。

ahamoを契約するときはdアカウントの発行等が必要

新規作成ガイド | dアカウントを参考にして、dアカウントを発行してください。 dアカウント作成時には、メールアドレスとSMSが受信できる携帯電話端末が必要です。

ahamoの契約に必要なものを用意する

他社から乗り換えでahamoを契約するときは、

  • 本人確認書類
  • 契約者名義のクレジットカード/キャッシュカード(口座情報)
  • 連絡先フリーメールアドレス(ahamoがフリーメールアドレスを推奨)
  • MNP予約番号

が必要です。

利用できる本人確認書類

以下の本人確認書類を準備してください。

  • 運転免許証
  • マイナンバーカード(個人番号カード)
  • 身体障がい者手帳
  • 精神障がい者保健福祉手帳(障がい者手帳)
  • 療育手帳
  • 運転経歴証明書
  • 住民基本台帳カード
  • 在留カード

【手順②】SIMのみ契約するか、端末セットを契約するか決める

ahamoでは、SIMカードのみ/eSIMのみ/端末セットを契約できます。どれで契約するか決めてください。

SIMのみ契約する場合

現在使っているスマホをそのまま利用する場合、SIMカードまたはeSIMのみを契約します。対応端末一覧 | ahamoを必ず確認し、利用予定端末がドコモ回線に対応しているかチェックしてください

  • ソフトバンクで購入したiPhoneは、SIMロック解除すれば基本的に利用可能
  • Androidスマホは機種によってドコモ回線非対応の場合があるため注意が必要

端末セットを契約する場合

  • ahamo公式サイトでは、他社から乗り換え時にスマホ端末を同時購入できます
  • 端末セットで契約することで、最新モデルからエントリーモデルまで、幅広いラインナップから選ぶことが可能です

詳細はahamoサイトのahamo対象機種をおトクに購入しよう!をご覧ください。

【手順③】ahamoでもソフトバンクスマホを使うなら、My SoftBank等でスマホのSIMロック解除手続きをする

ソフトバンクから発売されたAndroidスマホやiPhoneをahamoでそのまま使いたい場合、SIMロックの状態を必ず確認してください。ソフトバンクスマホは購入時期によって、SIMロックの有無が異なります。

2021年6日以降にソフトバンクでスマホを購入

  • 2021年6月以降にソフトバンクから発売された機種(Xperia 1 III を除く)は、SIMロックがかかっていないSIMフリー状態で発売されています
  • そのままahamoでも利用可能です

2021年5月11日までにソフトバンクでスマホを購入

  • SIMロックがかかっているのでSIMロック解除が絶対に必要です
  • ahamoを契約する前にMy SoftBankなどでSIMロック解除手続きをしてください。

SIMロック解除の方法

  • My SoftBankやソフトバンクショップでSIMロック解除手続き可能です
  • SIMロック解除手数料は無料です。(2023年9月13日から無料)

SIMロック解除の申請は、My SoftBankの「SIMロック解除手続き」メニューから行うのが最も簡単です

【手順④】MNPワンストップ方式を利用するか、ソフトバンクでMNP予約番号を発行するか決める

ソフトバンクからahamoへ乗り換える際は、「MNPワンストップ方式」を利用するか、「MNP予約番号を取得して申し込む」のどちらかを選ぶことができます。どちらの方法でも問題ありませんが、状況に応じて適切な手続きを選びましょう。

MNPワンストップ方式を利用する場合

ソフトバンクとahamoは、どちらもMNPワンストップ対応事業者です。MNPワンストップ方式を利用すれば、ソフトバンク側でMNP予約番号を発行する手間が不要になります。

  • 面倒な手続きが不要
  • より簡単に、より早く乗り換えできる

なお、ソフトバンク側での契約状況によっては、MNP予約番号の発行が必要だったり、そもそもMNPワンストップなんか使わずにMNP予約番号を発行して申し込んだほうがスムーズである可能性があります。

ソフトバンクでMNP予約番号を発行する場合

MNPワンストップが利用できない場合や、自分で手続きしたい場合は、ソフトバンクでMNP予約番号を取得してからahamoに申し込みましょう。

申込方法MNP予約受付窓口受付時間
携帯電話*5533に電話9時~20時
一般電話0120-100-5533に電話9時~20時
My SoftBankトップ → My SoftBank
→ 各種変更手続き
9時~20時

この中でオススメするのは、My SoftBankでMNP予約番号を取得することです。2人と話す必要がないですし、電話と違ってすぐに手続きができます。時間のロスがありません。

MNP予約番号に関する注意点

  • ahamoに申し込むときは、MNP予約番号の有効期限が10日以上残っている必要があります
  • MNP予約番号を取得しただけではソフトバンクは解約されません
  • ahamo側で回線切替手続きが完了したタイミングで、ソフトバンクが自動解約されます

そのため、MNP予約番号を取得したら、なるべく早めにahamoに申し込むようにしましょう。

【手順⑤】ahamoを「他社からの乗り換え(MNP)」で申し込む

ahamo公式サイトからSIMカード/eSIM/スマホセットを【今の電話番号をそのまま使う】=他社から乗り換え(MNP)で申し込んでください。

手順
  • SIMのみ契約時は、今のスマホそのまま!他社からお乗り換えでdポイント(期間・用途限定)20,000ポイントプレゼントキャンペーンエントリーする
  • ahamoサイトにアクセスして、「申し込み」ボタンを押す
  • 「どちらで申し込みますか」では、【今の電話番号をそのまま使う】をタップ
  • 「今使っている携帯電話会社はどちらですか」では、【docomo以外】をタップ
  • dアカウントにログインする
  • ahamoに乗り換えする携帯電話番号を入力して、MNP予約番号を【すでに取得している】【取得していない】のどちらかをタップ
  • 【すでに取得している】MNP予約番号、MNP予約番号有効期限が表示されるので入力
  • 【取得していない】MNPワンストップでの手続きになる。SoftBankを選択し、My SoftBankでMNPワンストップの手続きを完了させる
  • 本人確認書類・受け取り方法を選択
  • 個人情報の入力、クレジットカード番号(口座情報)などの入力など画面の指示に従って操作・入力する
  • ahamoの契約を完了させる

SIMカード・端末セット契約の場合、申し込み途中に、商品の受取日時指定が可能です。日時指定をしない場合は、最短4日程度で手元に届きます。

eSIMのみ契約の場合、申し込みから最短当日~3日程度で開通可能になります。

手順
  • SIMのみ契約時は、今のスマホそのまま!他社からお乗り換えでdポイント(期間・用途限定)20,000ポイントプレゼントキャンペーンエントリーする
  • ahamoサイトにアクセスして、「申し込み」ボタンを押す
  • 「どちらで申し込みますか」では、【今の電話番号をそのまま使う】をタップ
  • 「今使っている携帯電話会社はどちらですか」では、【docomo以外】をタップ
  • dアカウントにログインする
  • ahamoに乗り換えする携帯電話番号を入力して、【すでに取得している】【取得していない】のどちらかをタップ
  • 【すでに取得している】をタップした場合、MNP予約番号、MNP予約番号有効期限が表示されるので入力
  • 【取得していない】をタップした場合は、MNPワンストップでの手続きになります。利用しているキャリアを選択し、キャリアのマイページで乗り換え手続き(MNPワンストップの手続き)を完了させる
  • 本人確認書類・受け取り方法を選択
  • 個人情報の入力、クレジットカード番号などの入力など画面の指示に従って操作・入力する
  • ahamoの契約を完了させる

ahamo公式サイトはこちらから!

ahamo公式サイト(https://ahamo.com/)に移動します

ahamo(アハモ)の開通手順を解説

【手順①】ahamoアプリ/手続きサイトで開通手続きをする

ahamoアプリ/手続きサイトで開通手続きをする

ahamoのSIMカードやまたはスマホセットが手元に届いたら、すぐに開通手続きを行いましょう。開通手続きが完了すると、ソフトバンクとの契約は自動的に解約され、ahamo回線が開通します。

eSIM契約時は、「eSIM利用開始手続きのご案内」メールが届くと、開通手続きができるようになります。

ahamo開通手続きの流れ

手順
  • ahamo公式サイトまたはahamoアプリを起動する
  • dアカウントでログインする
  • 商品が出荷されると、アプリまたはサイトに「切り替え(開通)」手続きのボタンが表示される
  • 開通情報を確認して、問題がなければ「開通する」ボタンをクリックする
  • 開通処理完了画面が表示されたら完了
  • 開通手続き前のSIMカードをスマホに挿しても、通信はできません
  • iPhoneの場合、開通前にSIMを挿すと「SIMが無効です」と表示されます
  • 必ず開通処理完了後に、端末にSIMカードを挿入またはeSIM設定を行ってください

【手順②】スマホにSIMカードを入れる/eSIMプロファイルをインストールする

手持ちのAndroidスマホやiPhoneにahamoのSIMカードを入れる/eSIMプロファイルをインストールしてください。

SIMカードを契約している場合

物理SIMカードを契約している場合は、以下の手順でSIMカードをスマホに挿入します。

  1. SIMカード台紙からIC部分を押し上げて取り外す
  2. スマホ側面にあるSIMカードスロットの小さな穴に、付属のSIMピン(または細いピン)を完全に奥まで差し込む
  3. トレイが引き出されたら、SIMカードを正しい向きでトレイにセットする
  4. トレイをスマホ本体にしっかり差し込む

挿入が完了すると、スマホがSIMカードを認識し、ネットワーク設定に進めるようになります。

eSIMを契約している場合

eSIMを契約をしている場合は、スマホにahamoのeSIMプロファイルをダウンロードして設定します。

eSIMプロファイルのダウンロード方法は3通りあります

  1. スマホの初期設定中にeSIMプロファイルをインストールする
  2. スマホの初期設定後にeSIMプロファイルをダウンロードする
  3. 手動でeSIMプロファイルをダウンロードする

設定方法は端末やタイミングによって異なるため、詳細はドコモ公式サポートページを参考にしてください。

【手順③】AndroidスマホでAPN設定を行う(iPhoneは不要)

AndroidスマホでAPN設定を行う(iPhoneは不要)

ahamoのSIMカードまたはeSIMをスマホに設定した後は、必要に応じてAPN設定(アクセスポイント設定)を行いましょう。端末によっては自動で設定される場合もありますが、Androidスマホでは手動設定が必要になることがあります。

iPhoneの場合(APN設定不要)

  • iPhoneでは、APN設定を手動で行う必要はありません
  • ahamoのSIMカードまたはeSIMを挿すだけで、自動的にahamoのネットワーク設定が適用されます
  • ahamoサイト内の「iPhone利用開始設定」のプロファイルは、データ通信用のAPN構成プロファイルではありません
  • ahamoでは、そもそもAPN構成プロファイルの提供・配布は行っていません

Androidスマホの場合(APN手動設定が必要な場合あり)

Androidスマホでは、機種によってはAPN設定が自動で完了しない場合があります。通信ができない場合は、以下の手順で手動設定を行ってください。

「APN設定(アクセスポイント設定)」を参考にして、AndroidスマホでAPN設定してください。

APN設定手順
  • 「設定」→「ネットワークとインターネット」をタップ
  • 「モバイルネットワーク」をタップ
  • 「アクセスポイント名」をタップして右上の「+」ボタンをタップし
  • 「名前」は任意のものを入力(たとえばドコモと入力)、「APN」を「spmode.ne.jp」に設定する
  • 「認証タイプ」を「未設定」あるいは「なし」を選択、「APNプロトコル」を「IPv4/IPv6」に設定
  • 右上の「︙」ボタンを選択し、「保存」をタップ
  • 先ほど設定したAPNをチェックする(選択する)

【手順④】発信テスト用番号へ電話をかけて利用開始

発信テスト用番号へ電話をかけて利用開始

ahamoのSIMカードまたはeSIMを設定した後、スマホが正常に開通しているかを必ず確認しましょう。

発信テスト用番号に電話をかける

まずは通話機能が問題なく使えるかをチェックします。

【発信テスト手順】

  1. スマホの通話アプリを開く
  2. 発信テスト用番号「111」(通話料無料)に電話をかける
  3. 数秒後、着信があり「ただいま着信試験をおこなっております」というガイダンスが流れる

このアナウンスが流れれば、通話機能は正常に開通しています。

モバイルデータ通信の動作確認をする

続いて、データ通信が正常に行えるかを確認します。

【データ通信確認手順】

  1. スマホのWi-Fi設定をオフにする
  2. SafariやChromeなどのブラウザアプリを起動する
  3. モバイルデータ回線(ドコモ回線)でWebサイトを開けるか確認する

問題なくインターネットにアクセスできれば、データ通信も正常に利用できています。

ahamoで新スマホを使うなら、ahamo開通手続き前後に新スマホの初期設定やデータ移行を行う

  • ahamoの契約と同時に、ahamoサイトで販売されているAndroidスマホやiPhoneを購入した
  • Apple Store, Amazon、家電量販店などでSIMフリー版スマホを購入した

という場合は、ahamoの開通手続きの前後で、新スマホの初期設定や旧スマホから新スマホへのデータ移行を実施しておきましょう。

手持ちのスマホをそのままahamoでも使うという人はデータ移行は不要です。

iPhoneのデータ移行方法

クイックスタート、iCloud、iTunesまたはFinderを使ってデータ移行できます。ほとんどの人はクイックスタート機能を使うでしょう。

Androidスマホのデータ移行方法

スマホ内のコンテンツ・データ・設定は、Google アカウントにバックアップできます。バックアップした情報は、元のスマートフォンや他の Android スマートフォンに復元できます。

各メーカーサイトでもデータ移行方法を案内していますので、こちらもご利用ください。

ソフトバンクからahamo(アハモ)に乗り換え時に利用できるキャンペーンまとめ

ソフトバンクからahamo(アハモ)に乗り換え時に利用できるキャンペーンは以下の通り。

キャンペーン名キャンペーン内容

ahamoへのお乗り換えでdポイントプレゼントキャンペーン
SIMのみを他社から乗り換え契約でdポイント(期間・用途限定)が20,000ポイント貰える
ahamo対象機種をおトクに購入しよう! (5G WELCOME割)
ahamo対象機種をおトクに購入しよう! (5G WELCOME割)
対象の5Gスマートフォンを購入すると購入方法に応じて機種代金から割引またはdポイント(期間・用途限定)が貰える
ahamo ポイ活
ahamo ポイ活
「大盛りオプション」を契約中の人が申し込める月額2,200円のオプション。
dカード/dカード GOLD U/dカード GOLD/dカード PLATINUMおよびd払い利用時、通常のdポイント進呈に加え、最大+10%ポイント進呈
爆アゲセレクション
爆アゲセレクション
Netflixなどの対象サービスの利用で、サービス利用料金(税抜)の最大25%のdポイント(期間・用途限定)を毎月還元
いつでもカエドキプログラム
いつでもカエドキプログラム
加入した人が「残価設定型24回の分割払い」で購入した対象機種を返却することにより、返却のタイミングに応じた分割支払金の支払いを不要とするプログラム

ahamoへのお乗り換えでdポイント(期間・用途限定)プレゼントキャンペーン

ahamoへのお乗り換えでdポイントプレゼントキャンペーン

エントリー後の翌月末までに他社から乗り換え(MNP)でahamoのSIMカードのみ/eSIMのみ契約して開通すると、dポイント(期間・用途限定)20,000円分がもらえる「ahamoへのお乗り換えでdポイントプレゼントキャンペーン」が実施されています。

エントリーは開通月の前月から当月まで可能で、エントリーした翌月末までにahamoの契約と開通を完了する必要があります。

ahamo対象機種をおトクに購入しよう! (5G WELCOME割)

ahamo対象機種をおトクに購入しよう! (5G WELCOME割)

ahamoサイトでスマホを新規契約するとdポイント還元、他社から乗り換えで契約すると最大44,000円割引される「5G WELCOME割」が実施されています。

ahamoのiPhone 16e(128GB)がMNPで42,750円割引で67,210円!/iPhone 15(128GB)がMNPで41,690円割引で68,068円!

ahamoのiPhone 16e(128GB)がMNPで42,750円割引で67,210円!/iPhone 15(128GB)がMNPで41,690円割引で68,068円!

ahamoサイトにて、iPhone 16e(128GB)を他社から乗り換え(MNP)で契約すると42,570円割引で67,210円で購入できます!(スマホ代金109,780円-42,750円割引=67,210円)

iPhone 15(128GB)を他社から乗り換え(MNP)で契約すると41,690円割引で68,068円で購入できます!(スマホ代金109,758円-41,690円割引=68,068円)

ソフトバンクとahamo(アハモ)の料金プランを比較

ソフトバンクとahamo(アハモ)の料金プランを比較
キャリア料金プラン名月額基本料金
ソフトバンクペイトク無制限【無制限】月額9,625円
ソフトバンクメリハリ無制限+【2GB以下】月額5,775円
【2GB以上~無制限】月額7,425円
ソフトバンクミニフィットプラン+【1GBまで】月額3,278円
【1~2GB】月額4,378円
【2~3GB】月額5,478円
ahamoahamo【30GB】月額2,970円
ahamoahamo大盛り【110GB】月額4,950円

ソフトバンクからahamoに乗り換えると、ほとんどの人が毎月の通信費が安くなるはずです。

ソフトバンクのペイトク無制限は、データ容量無制限で月額9,625円とかなり高額です。さらに、メリハリ無制限+プランでも、2GB以下の利用なら5,775円に抑えられるものの、2GBを超えた時点で月額7,425円に跳ね上がります。また、ミニフィットプラン+を選んだとしても、1GBまでなら月額3,278円で済みますが、データ使用量が増えるごとに4,378円、5,478円と段階的に料金が上がっていく仕組みです。

一方で、ahamoの基本プランは月額2,970円で30GBものデータ容量を使うことができます。さらにデータ通信量が多い人でも、ahamo大盛りオプションを付ければ月額4,950円で110GB利用できるため、ソフトバンクの無制限プランよりもはるかに安価です。

ahamo(アハモ)のメリットや特徴を解説

ahamo(アハモ)のメリットや特徴を解説
ahamoに乗り換えるメリット
  • 4Gネットワークだけでなく5Gネットワークにも対応。高速・大容量のドコモの瞬速5Gをahamoでも体験できる
  • 月額2,970円(機種代金別途)で月間データ容量30GB使える
  • 大盛りオプション(月額1,980円)契約で月110GBまで使える
  • 30GB/10GB超過後は通信速度最大1Mbpsで通信できる。データ追加購入も可能(1GB/550円)
  • iPhoneはSIMロックを解除すれば絶対にahamoでも使える
  • 海外91の国と地域で追加料金無しで30GB使える(海外ローミング・海外データ通信が30GBまで無料)
  • テザリングが追加料金無しで使える
  • ahamoはeSIMでも契約可能。eSIMなら最短当日開通も可能
  • 1回5分以内の国内通話が無料、かけ放題オプションもあり
  • 2年縛りや解約金は無く、契約事務手数料無料、MNP転出手数料無料
  • dカードで支払うとデータ容量が増える「dカードボーナスパケット特典」がある
  • 対象サービス契約でdポイント(期間・用途限定)が貰える「爆アゲセレクション」
  • ahamoでもd払い、docomoコンテンツ決済が利用可能
  • ahamoでSIMのみ契約しても、ドコモオンラインショップで機種変更手続きが可能

安心と信頼のドコモ回線を使用

安心と信頼のドコモ回線を使用

ahamoは、ドコモの高品質な通信回線をそのまま利用しています。

ドコモとahamoで通信エリアに違いはなく、「ドコモではつながるけれどahamoではつながらない」ということはありません。安定した通信品質が期待できるため、都市部だけでなく郊外や地方でも快適に利用できます。

また、ahamoは4G LTEネットワークだけでなく、5Gネットワークにも対応しています。ドコモが提供する高速・大容量の「瞬速5G」も追加料金なしで体験できるため、動画視聴や大容量データ通信もストレスなく行うことが可能です。

月額2,970円で30GB利用可能。超過後も最大1Mbpsで通信できる

月額2,970円(機種代金別途)で月間データ容量30GB、超過後は最大1Mbpsで通信できる

ahamoは、月額2,970円(機種代金別途)で月間データ容量30GBを利用できるシンプルなプランです。30GBを超過した場合でも通信が完全に止まることはなく、最大1Mbpsの速度で通信を継続することができます。さらに、必要に応じて1GBあたり550円でデータチャージを行うことも可能です。

auで無制限プランを契約しているものの、実際には20GB~30GB程度しか使っていない人にとっては、ahamoに乗り換えるだけでスマホ代が毎月数千円単位で安くなる可能性があります。

最大1Mbpsの通信速度があれば、YouTubeは画質を下げれば視聴でき、InstagramやTwitter(X)の閲覧、LINEのテキストメッセージ送受信など、日常的な利用で大きな不便は感じにくいでしょう。

また、ahamoは追加申し込み不要で、海外91の国と地域でもデータ通信が可能です。海外利用時も国内と合わせて30GBまで無料で使え、日本人の渡航先約98%をカバーしています。なお、大盛りオプション加入時でも海外で利用できるデータ容量は30GBが上限となり、超過後は通信速度が制限されます。

大盛りオプション契約で月110GBまで使える

大盛りオプション契約で月110GBまで使える

ahamoは、月額1,980円の「大盛りオプション」を追加することで、基本プランの30GBに加えて、毎月80GBを上乗せでき、合計110GBまで利用できます。月額料金は基本プランと合わせて月額4,950円となり、テザリング利用分も含めた大容量通信が可能です。

110GBを超過した場合も、通信が完全に止まるわけではなく、最大1Mbpsの速度で引き続き利用できます。

外出先でWi-Fiスポットが不安定なときでも、ahamoのデータ回線だけで快適に通信できるため、YouTubeの動画視聴やSNSの利用もストレスなく行えるでしょう。

また、WiMAXやポケットWi-Fiを利用していた人も、ahamoの大盛りオプションを活用すれば、スマホ1台で通信をまかなえるため、トータルの通信費を節約できる可能性があります。

国内通話料金は1回5分以内無料、かけ放題オプションもあり

国内通話料金は5分以内無料、かけ放題オプションもあり

ahamoでは、月額基本料金に1回5分以内の国内通話無料サービスが標準で含まれています。ちょっとした連絡やお店の予約など、短時間の通話であれば追加料金なしで利用できます。

5分を超えた通話については、30秒ごとに22円の通話料が発生します。また、SMS送信や一部他社サービスへの発信には別途料金がかかるため注意が必要です。

もし、5分では足りないという人向けに、月額1,100円でかけ放題オプションも用意されています。このオプションを追加すれば、国内通話が時間無制限でかけ放題となり、家族や友人との長電話にも安心して利用できるでしょう。

口座振替でも申し込める

口座振替でも申し込める

ahamoの料金支払い方法は、クレジットカード払いに加えて、口座振替(銀行口座からの引き落とし)にも対応しています。そのため、クレジットカードを持っていない人でも、銀行口座を用意すればahamoを契約することが可能です。

口座振替の登録手続きは、申し込み時に支払い方法の選択画面で設定できるため、特別な追加手続きは必要ありません。カードを持たない若年層や、現金管理を重視する人にも利用しやすいサービスとなっています。

dカードボーナスパケット特典

dカードボーナスパケット特典

ahamoの料金の支払いを「dカード PLATINUM」もしくは「dカード GOLD」「dカード GOLD U」「dカード」に設定すると、毎月のデータ容量が増量します。

支払い方法毎月のデータ増量
dカード PLATINUM+5GB/月
dカード GOLD+5GB/月
dカード GOLD U+5GB/月
dカード+1GB/月

ソフトバンクからahamo(アハモ)に乗り換えるデメリット・注意点まとめ

ソフトバンクからahamo(アハモ)に乗り換えるデメリット・注意点まとめ
デメリット・注意点
  • ソフトバンクのようなデータ無制限プランはない。30GBまたは110GBの2択
  • ahamoはドコモ回線を利用しており、ソフトバンク回線とはエリアが微妙に異なる場合がある
  • 余ったデータ容量を翌月に繰り越すことができない
  • ソフトバンク光・おうち割光セットなどの割引が使えなくなる
  • ソフトバンク経由のPayPay連携特典(増量特典など)が減る
  • ソフトバンクのキャリアメールアドレスが無料で使えなくなる(有料で利用可能)
  • ahamoではドコモのキャリアメールアドレス(@docomo.ne.jp)は提供していない
  • 着信転送(転送電話)サービス・留守番電話サービス・キャッチホンがない
  • ahamoはドコモの割引サービスは適用されない。ドコモの契約回線数にはカウントされる
  • ahamoが契約できるのは18歳以上(親権者名義で契約し、18歳未満を利用者登録は可能)
  • ahamo契約後の相談は「専用チャット」の利用が必要。ドコモショップやインフォメーションセンターでは受け付けていない。ドコモショップでのサポートを希望する場合は有料の「お手続きサポート」等を利用

ソフトバンクのようなデータ無制限プランはない。30GBまたは110GBの2択

ahamoにはソフトバンクのようなデータ使い放題プラン・データ無制限プランはありません。

ahamoの基本プランは30GB、大盛りオプションを追加しても110GBまでとなり、どちらも月間の上限を超過すると通信速度が最大1Mbpsに制限されます。

一方で、ソフトバンクのペイトク無制限プランやメリハリ無制限プランは、基本的に月間データ容量制限がないため、大量のデータ通信を継続的に利用するユーザーには向いていました。

そのため、ソフトバンクからahamoに乗り換える場合には、ahamoでは「完全無制限でデータ通信を使い続けることはできない」という点を理解しておく必要があります。

特に毎月100GB以上のデータ通信を行うヘビーユーザーにとっては、ahamoでも大盛りオプション加入で対応できるものの、それ以上の通信が必要な場合には不便に感じる可能性があります。

ahamo大盛り
(大盛りオプション加入)
内訳
ahamo大盛りオプション
毎月の利用料金月額4,950円月額2,970円+1,980円
利用可能なデータ容量110GB30GB+80GB
容量超過時通信速度1Mbps1Mbps

ahamoはドコモ回線を使ってサービスを提供。ソフトバンク回線とはサービスエリアが微妙に異なる

ahamoはドコモ回線を使ってサービスを提供。au回線はサービスエリアが微妙に異なる

ahamoは、ドコモの料金プランの一つとして提供されているため、ドコモ回線を使用してサービスを提供しています。
そのため、ソフトバンク回線とはエリア設計が異なり、カバーしている地域や電波の強さに細かな違いが存在します。

特に、これまでソフトバンク回線を利用していた場合、エリアの特性に慣れているため、乗り換え後に違和感を覚えるケースもあります。たとえば、ソフトバンクでは電波状況が良好だった場所でも、ドコモ回線では電波が弱くなったり、一時的に繋がりにくくなったりする可能性があります。

逆に、ドコモ回線のほうがエリアカバー率が高い地域も多いため、乗り換えによって通信環境が改善されるケースもありますが、すべての地域で必ずしも改善されるとは限りません。

このため、ソフトバンク回線とahamo(ドコモ回線)のサービスエリアに違いがあることを理解したうえで、乗り換えを検討する必要があります。

当月余ったデータ容量の翌月繰り越しが不可能

ahamoでは、当月に使い切れなかったデータ容量を翌月に繰り越すことはできません。毎月の利用可能データ量はリセットされ、常に新しい月の基本容量からスタートする仕組みです。

たとえば、10月にデータ容量30GBのうち10GBしか使わなかった場合でも、11月に繰り越して40GB使えるということはありません。11月も30GBからのスタートとなります。同様に、大盛りオプションを契約している場合でも、毎月110GBからのリセットになります。

このため、月によってデータ使用量に大きなばらつきがある人や、ソフトバンクでデータ繰り越し可能なプランを利用していた人にとっては、ahamoへの乗り換え後に不満を感じる可能性があります。

ソフトバンク光などの割引サービスが使えなくなる

auスマートバリューなどの割引が適用されなくなる

ソフトバンクを契約していたときに適用されていた家族割引、新みんな家族割、おうち割光セットなどの割引サービスは、ahamoに乗り換えると利用できなくなります。

家族割引は、ソフトバンク同士の国内通話・国内SMSが24時間無料になるサービスです。しかし、ahamoに乗り換えた回線はソフトバンク回線ではなくなるため、これまで無料だった家族間通話・SMSが有料になります。

また、新みんな家族割は、対象プラン契約者同士の合計回線数に応じて月額割引が適用される仕組みです。たとえば、家族でソフトバンク回線を3回線契約している場合、1回線あたり毎月1,210円の割引が適用されます。このうち1人がahamoへ乗り換えると、グループ内の対象回線数が2回線になり、割引額が毎月660円に減額されるため、家族全体での割引メリットが減少します。

さらに、おうち割光セット(ソフトバンクとSoftBank光のセット契約で毎月1,100円割引)も、ソフトバンク回線が対象であるため、ahamoに乗り換えると自動的に適用対象外になります。

なお、ahamoではドコモの光回線サービス(ドコモ光)やhome 5Gとのセット割引もありません。また、家族間で複数回線をまとめた際の割引(いわゆるファミリー割引)も適用されないため、ソフトバンク時代に受けていた割引メリットは乗り換えによってすべて失われる点に注意が必要です。

PayPayポイントが貯まりにくくなる

ソフトバンクを契約している間は、さまざまな特典によってPayPayポイントが非常に貯まりやすい環境が整っています。

たとえば、Yahoo!ショッピングでPayPay支払いをすると、ソフトバンクユーザー特典でPayPayポイントが最大17%還元される仕組みがあります。さらに、ペイトク無制限プラン適用中は、PayPay支払い時にいつでも+5%のポイント還元が上乗せされるほか、毎月の誕生月には1,000円相当のPayPayポイントがもらえるなど、PayPayユーザーにとって大きなメリットが用意されています。

しかし、ahamoに乗り換えた場合、これらのソフトバンクユーザー向け特典はすべて適用対象外となります。そのため、ahamo利用開始後は、これまでのように高還元でPayPayポイントを貯めることができなくなります。

ソフトバンクのキャリアメールアドレスが無料で使えなくなる(有料で利用可能)

ソフトバンクからahamoに乗り換えると、ソフトバンクが提供している「@softbank.ne.jp」などのキャリアメールアドレスは無料で利用できなくなります。

乗り換え後もソフトバンクのキャリアメールアドレスを使い続けたい場合は、ahamoへの乗り換え完了後にソフトバンクの「メールアドレス持ち運び」サービスに申し込む必要があります。このサービスを利用することで、引き続きソフトバンクのキャリアメールを使うことができますが、持ち運びには有料(月額330円)の利用料がかかります。

一方、キャリアメールアドレスを今後使わない予定であれば、乗り換え前に必ず、ソフトバンクのキャリアメールアドレスで登録している各種WebサービスやApple ID、ショッピングサイトなどの連絡先をGmailやYahoo!メールなどのフリーメールアドレスに変更しておくことをおすすめします。

なお、ahamoへの乗り換え完了後は、ソフトバンクのキャリアメールでメールの送受信ができなくなり、ログインや本人確認メールが受け取れなくなるため、十分に注意してください。

留守番電話・転送電話サービス・キャッチホン非対応

ahamoでは、留守番電話サービス転送電話サービス、キャッチホン(通話中着信通知サービス)に対応していません。

ソフトバンクを利用していた際は、これらの通話オプションが標準またはオプションで利用でき、不在時の着信を留守電で受け取ったり、通話中に別の着信を受けたりすることができました。

しかし、ahamoに乗り換えた場合、

  • 留守電にメッセージを録音してもらう
  • 不在着信をメールで通知してもらう
  • 通話中に別の着信があった場合に切り替える

といったサービスは一切利用できません。

また、ahamoではこれらの機能を追加料金でオプション提供することもしていないため、代替手段としては、スマートフォン側に標準搭載されている着信履歴や、不在着信通知機能を活用するしかありません。

特に仕事用やプライベート用に留守番電話機能を多用していたユーザーにとっては、乗り換え後に不便さを感じる可能性があるため注意が必要です。

ahamoにはキャッチホン・留守番電話・転送電話サービスがない

ahamoにはキャッチホン・留守番電話・転送電話サービスがない

ahamoにはキャッチホン・留守番電話サービス・転送電話サービスはありません。利用していない人にとっては何も関係ありません。

なお留守番電話サービスは、iPhoneであれば「ライブ留守番電話」で代用できます。無料で利用できます。

「ライブ留守番電話」は iOS 18から利用できるようになった機能で、相手が留守番メッセージを残しているときに、その書き起こしをリアルタイムで自動的に表示することができます。相手が留守番メッセージを残している間に、その電話に出ることもできます。

未成年名義では契約できない

未成年は契約できない

ahamoは未成年者名義での契約はできません。契約できるのは18歳以上の人に年齢制限されています。

なお、利用者が未成年の家族の場合に限り、親権者名義で契約して未成年の家族を利用者登録することはできます。(契約者名義は父親、利用者名義は子どもにして契約可能)

利用者登録した子どもが成人したら、子どもの名義に変更することもできます。

ahamoを契約してもドコモのキャリアメールアドレスは貰えない

ahamoを契約してもドコモのキャリアメールアドレスは貰えない

ahamoを新規契約または他社から乗り換えで契約しても、ドコモのキャリアメールアドレス(@docomo.ne.jp)は貰えません。使えるようにする有料オプションも存在しません。

そのため、今契約しているキャリアのメール持ち運びサービスを利用するか、キャリアメールの使用をやめてGmailやYahoo!メールなどのフリーメールアドレスを利用することをオススメします。

サポートを受けたいなら有料

ahamo契約時の申し込み時にサポートを受けたい場合は有料になります。

ahamo契約後の相談は専用チャットを利用することになり、ドコモショップやインフォメーションセンターでは相談できません。

ドコモショップでのサポートを希望する場合は必要に応じて有料の「ahamo WEBお手続きサポート」等を利用してください。

サービス名称利用料金サポート内容
ahamo WEB
お申込みサポート
3,300円ahamoの新規契約、
他社から乗り換え、
ドコモのギガプラン等から料金プラン変更の
申し込みをサポート
ahamo WEB
お手続きサポート
3,300円ahamo契約後の各種お手続きの
申込みをサポート

ソフトバンクからahamoに乗り換えるベストのタイミングについて解説

ソフトバンクからahamoに乗り換えるベストのタイミングは?

ソフトバンクからahamoに乗り換える際のベストなタイミングは、ソフトバンクの請求締め日を意識して、締め日前にahamoへの乗り換えを完了させることです。

ソフトバンクの請求締め日とは?

請求締め日利用期間(1ヶ月)
20日前月21日 ~ 当月20日
末日当月1日 ~ 当月末日

請求締め日はMy SoftBankから確認できるので、ahamoに乗り換える前に一度確認しておきましょう。

ソフトバンクは解約月の月額料金が日割りされない

ソフトバンクでは、プランにもよりますが、解約した月や他社に乗りかえた月の月額料金は、日割り計算されずに1ヶ月分まるまる請求される仕組みです。

そのため、乗り換えのタイミングを誤ると、ソフトバンクの基本料金を無駄に2か月分支払う可能性があります。

ahamoは契約月が日割り計算される

ahamoは、月の途中で契約した場合は、月額料金は日割り計算されて請求されます。つまり、乗り換え後に無駄な支払いを最小限に抑えることができます。

タイミングミスの具体例

たとえば、

  • ソフトバンクからahamoに乗り換える
  • ソフトバンクの請求締め日を確認したところ、末日であることが分かった
  • 1月29日にソフトバンクでMNP予約番号を発行して、ahamoを他社から乗り換えで申し込んだ
  • 2月1日にSIMカードが届いた
  • 2月1日に、ahamoで開通手続きをした

といった場合は、ソフトバンクが解約されるのは2月1日付けになります。

このため、ソフトバンクで1月分と2月分の合計2ヶ月分の月額料金の支払いが必要になります。

ソフトバンクからahamo(アハモ)に乗り換え時によくある質問

ソフトバンクからahamo(アハモ)に乗り換え時によくある質問

ソフトバンク機種そのままでahamoに乗り換えできる?

ソフトバンクで購入したAndroidスマホやiPhoneは、SIMロック解除をすれば基本的にahamoでもそのまま使えます

ahamoでは、SIMカードのみ契約またはeSIMのみ契約を選び、「他社から乗り換え(MNP)」で申し込みます。

iPhoneはSIMロック解除済みなら問題なく使えますが、Androidスマホは機種によってドコモ回線に対応していない場合があるため注意が必要です。乗り換え前に、ahamo公式サイトの「対応端末一覧」で動作確認しておくと安心です。

ソフトバンク側で発生する費用は何がある?

  • 契約解除料(違約金) : 無料
  • MNP転出手数料 : 無料
  • 乗り換えた月のソフトバンクの利用料金(基本的に1ヶ月分満額請求)
  • スマホのSIMロック解除手数料無料
  • 一部オプションは解約後もサービス継続となる場合があるので注意

ソフトバンクでは、解約月の基本料金は日割りにならず、1か月分満額請求されるケースが多いです。たとえば、月末ギリギリでahamoに乗り換えた場合でも、ソフトバンク側では1か月分の料金が発生するため、乗り換えのタイミングには注意が必要です。

また、ソフトバンクで適用されていた「みんな家族割」などの割引は、解約・乗り換えをすると割引適用は前月利用分までとなります。

さらに、オプションサービス(あんしん保証パックサービス、新トクするサポートなど)に加入している場合、これらのサービスは解約後も条件によっては継続されることがあり、別途費用が発生する可能性があります。乗り換え前に不要なオプションは自分で解約手続きをしておきましょう。

ahamo側で発生する費用は何がある?

  • 契約事務手数料 : 無料
  • 契約初月のahamoの利用料金(日割り計算)

ahamoでは、契約時の事務手数料は完全無料です。

また、ahamoを契約した月の月額料金については、契約日からの日割り計算で請求されます。これにより、乗り換えたタイミングによっては1か月分満額を支払う必要がなく、負担を抑えることが可能です。

たとえば、月半ば以降にahamoへ申し込めば、その月のahamo利用料金は比較的安く済みます。節約を意識するなら、月の後半での申し込みも一つの選択肢です。

ソフトバンクでスマホ機種代金が残っている状態でもahamoに乗り換えできる?

ソフトバンクで分割払い中のスマホを利用している場合でも、機種代金の支払いが残っていてもahamoへの乗り換えは可能です。

ソフトバンクからahamoへ乗り換えた後も、ソフトバンクで購入したスマホの残りの分割支払金は引き続き支払う必要があります。残債の支払いが完了するまで、分割払い契約は継続されます。

現在の分割支払金の残額や支払い回数は、My SoftBankから簡単に確認できます。もし一括で支払いたい場合は、乗り換え前にMy SoftBank、ソフトバンクショップ、またはチャットサポートで手続きすることが可能です。(※解約後はチャットサポートは利用できません)

なお、ソフトバンク解約後も残金の支払いは続きますが、支払方法は別のクレジットカード払いまたは口座振替に変更できます。ただし、ソフトバンクショップで現金による支払いへの変更はできないため注意してください。

ソフトバンクのキャリアメールアドレスを使いたいんだけど?

ソフトバンクからahamoに乗り換えた後も、ソフトバンクのキャリアメールアドレス(@softbank.ne.jp など)を引き続き使いたい場合は、ソフトバンクが提供する「メールアドレス持ち運び」サービスに申し込む必要があります。

このサービスを利用すると、ahamo契約後でもソフトバンクのキャリアメールアドレスを維持して使い続けることができます。

利用料金は、1メールアドレスあたり月額330円または年額3,300円です。(※どちらかの支払い方法を選択可能)

メールアドレス持ち運び | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンクに申し込んでください。

ahamoのSIMカード・eSIMの到着・発行はどれくらいかかる?

SIMカードや端末セットなどの配達が必要なものは最短4日で手元に届きます。配送の日時は手続き時に選択が可能です。

eSIMは申し込みから最短当日~3日程度で開通可能になります。他社から乗り換えの場合は午前9時から午後8時までが対象です。

入力した住所や電話番号、提出した本人確認書類に不備がないように気をつけましょう。不備があるとその分審査の時間が余計にかかってしまいます。

ahamo公式サイトはこちらから!

ahamo公式サイト(https://ahamo.com/)に移動します

ahamoに関する注釈

ahamoでは、一部利用できないサービスがあります。

サポートについてahamoは申し込みからサポートまでオンラインで受付するプランです。
ドコモショップなどでのサポートを希望する場合は、「ahamoWebお申込みサポート(※2)」(税込3,300円) を利用してください。
なお、申し込み時の端末操作は契約者自身で実施することになります。
また、端末初期設定およびデータ移行などは 本サポートの範囲外となります。
端末初期設定およびデータ移行の補助を希望する人は「初期設定サポート(有料)(※3)」を別途申し込んでください。
※2お客さまのご要望に基づき、ahamo専用サイトからのお申込みの補助を行うものです。
※3お客さまのご要望に基づき、ahamoアプリおよび専用サイトからのお手続き補助を行うものです。
オンライン手続きについてオンラインで24時間いつでも受付可能ですが、サイトメンテナンス中など受付できない場合があります。
月額料金についてahamoは30GB使えて月額2970円です(機種代金別途)。
国内通話料金についてahamoは国内通話料金は5分以内無料ですが、5分超過後は22円/30秒の通話料がかかります。
SMSや他社接続サービスなどへの発信は、別途料金がかかります。
海外パケット通信について海外91の国・地域でのパケット通信も30GBまで無料ですが、15日を超えて海外で利用する場合は速度制限がかかります。
国内利用と合わせての容量上限です
端末の契約について利用端末がドコモで提供している通信方式とは異なる通信方式のみに対応している機種の場合、またSIMロック解除がされていない場合については、ahamoを利用することはできません。
利用中の機種が対応しているかどうかはahamoサイトにてご確認ください。
SIMカードの契約についてMNP予約番号を取得の上、ahamoサイトからMNPによる新規申し込み手続きが必要です。
契約解除料について・契約解除料(※1) 1,100円
・2025年3月1日新規申込分より条件を満たす場合は契約解除料が適用されます

条件:「1年以内の解約(※2)」かつ以下(1)もしくは(2)の条件を満たした場合
(1)「利用実態がない場合(契約初日および解約日の通話通信を除く(※3)」
(2)「(利用実績を問わず)当該回線解約から過去1年間に同一名義の他回線で1年以内の解約があった場合(法人除く)」
※1 契約解除料を下回る料金プランの場合は、月額料金を上限。(ahamoでは該当なし)
※2 対象は申出解約・PO(強制解約含む)
※3 MNP(PO)の場合、予約番号発行前日までの利用で判定
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この記事を書いた人

あどはこモでは、ドコモの料金プラン「ahamo(アハモ)」の新規契約・他社から乗り換えで契約手順、ahamoのSIMカードやeSIMをiPhoneで使う方法などを分かりやすく解説しています。ドコモとahamoどちらも契約しています。
全てのコンテンツを荒巻大輔が執筆・監修しています。適当な外注ライターの記事は1つもありません。

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