ソフトバンクからahamo(アハモ)に乗り換える(MNP)手順、メリット・デメリット・注意点を徹底解説。
ソフトバンクからahamoに乗り換えを検討している方へ。「乗り換え手順がよくわからない」「違約金や費用はどうなる?」「タイミングはいつがベスト?」など、さまざまな疑問があるのではないでしょうか。
この記事では、ソフトバンクからahamoに乗り換える具体的な手順から、タイミング・注意点・メリット・デメリットまで、わかりやすく網羅的に解説します。
また、現在実施されている20,000ポイントプレゼントキャンペーンにも触れ、乗り換えで損をしないためのポイントも紹介します。
これからソフトバンクからahamoへの乗り換えを検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。
ソフトバンクからahamo(アハモ)に乗り換え(MNP)手順を解説

【手順①】dアカウントの発行/ahamoの契約に必要なものを事前に用意する

ahamoを契約するときはdアカウントの発行が必要になります。また、本人確認書類・契約者名義のクレジットカード・口座情報を事前に準備してください。
ahamoを契約するときはdアカウントの発行等が必要
ahamoを契約するときや、ahamoで実施されている今のスマホそのまま!他社からお乗り換えでdポイント(期間・用途限定)20,000ポイントプレゼントキャンペーンにエントリーするときに、dアカウントの発行が必要になります。
dアカウントとは、スマートフォン・タブレット・パソコンなどでdアカウント対応サービスやdポイントを利用するときに必要なIDです。ドコモの契約の有無にかかわらず、誰でも無料で発行できます。
dアカウントの新規作成(発行)には、メールアドレス/基本情報(氏名/フリガナ/性別/生年月日)/携帯電話番号の登録が必要です。登録した連絡先携帯電話番号宛に届くセキュリティコードの入力も必要です。
ahamoの契約に必要なものを用意する
他社から乗り換えでahamoを契約するときは、
- 本人確認書類
- 契約者名義のクレジットカード/キャッシュカード(口座情報)
- 連絡先フリーメールアドレス(ahamoがフリーメールアドレスを推奨)
- MNP予約番号
が必要です。
利用できる本人確認書類
以下の本人確認書類を準備してください。
- 運転免許証
- マイナンバーカード(個人番号カード)
- 身体障がい者手帳
- 精神障がい者保健福祉手帳(障がい者手帳)
- 療育手帳
- 運転経歴証明書
- 住民基本台帳カード
- 在留カード
【手順②】ahamoで利用予定のスマホが動作確認されているか確認(SIMのみ契約時)

ahamoではSIMカードのみまたはeSIMのみを契約し、現在使っているスマホをそのまま利用する場合は、対応端末一覧 | ahamoを必ず確認し、利用予定端末がドコモ回線に対応しているかチェックしてください。ahamoでは端末セットの購入も可能です。
- ソフトバンクで購入したiPhoneは、SIMロック解除すれば基本的に利用可能
- Androidスマホは機種によってドコモ回線非対応の場合があるため注意が必要
端末セットを契約する場合
- ahamo公式サイトでは、他社から乗り換え時にスマホ端末を同時購入できます
- 5G WELCOEM割(機種代金割引)が適用されてお得に購入できます
- 端末セットで契約することで、最新モデルからエントリーモデルまで、幅広いラインナップから選ぶことが可能です
詳細はahamoサイトのahamo対象機種をおトクに購入しよう!をご覧ください。
【手順③】ahamoでもソフトバンクスマホを使うなら、My SoftBank等でスマホのSIMロック解除手続きをする
ソフトバンクから発売されたAndroidスマホやiPhoneをahamoでそのまま使いたい場合、SIMロックの状態を必ず確認してください。ソフトバンクスマホは購入時期によって、SIMロックの有無が異なります。
2021年6日以降にソフトバンクでスマホを購入
- 2021年6月以降にソフトバンクから発売された機種(Xperia 1 III を除く)は、SIMロックがかかっていないSIMフリー状態で発売されています
- そのままahamoでも利用可能です
2021年5月11日までにソフトバンクでスマホを購入

- SIMロックがかかっているのでSIMロック解除が絶対に必要です
- ahamoを契約する前にMy SoftBankなどでSIMロック解除手続きをしてください。
SIMロック解除の方法
- My SoftBankやソフトバンクショップでSIMロック解除手続き可能です
- SIMロック解除手数料は無料です。(2023年9月13日からすべての窓口で無料)
- SIMロック解除をしたい機種の「IMEI番号」を確認しておく
- SIMロック解除を確認したい機種の電話番号でMy SoftBankへログイン
- SIMロック解除をしたい機種の「IMEI番号」を入力し「次へ」をタップ
- 「解除手続きする」をタップ
- SIMロック解除完了
IMEI番号は、iPhoneの場合は「設定」→「一般」→「情報」画面で確認できます。
Androidスマホは、SIMロック解除コードが発行されます。解除コードはahamoのSIMカードを入れて電源をオンにしたときに入力を求められるので、紙などにメモしてください。iPhoneやGoogle Pixelは解除コードは発行されません。
SIMロック解除手続きは、My SoftBankの「SIMロック解除手続き」メニューから行うのが最も簡単です
【手順④】MNPワンストップ方式を利用するか、ソフトバンクでMNP予約番号を発行するか決める

ソフトバンクからahamoへ乗り換える際は、「MNPワンストップ方式」を利用するか、「MNP予約番号を取得して申し込む」のどちらかを選ぶことができます。どちらの方法でも問題ありません。
MNPワンストップ方式を利用する場合
ソフトバンクとahamoはどちらもMNPワンストップ対応事業者です。MNPワンストップ方式を利用すれば、ソフトバンク側でMNP予約番号を発行する手間が不要になり、より簡単に・より早く乗り換えできます。
なお、ソフトバンク側での契約状況によっては、MNP予約番号の発行が必要だったり、そもそもMNPワンストップを使わずにMNP予約番号を発行して申し込んだほうがスムーズである可能性があります。
ソフトバンクでMNP予約番号を発行する方法
MNPワンストップが利用できない場合や、自分で手続きしたい場合は、ソフトバンクでMNP予約番号を取得してからahamoに申し込みましょう。
申込方法 | MNP予約受付窓口 | 受付時間 |
---|---|---|
携帯電話 | *5533に電話 | 9時~20時 |
一般電話 | 0120-100-5533に電話 | 9時~20時 |
My SoftBank | トップ → My SoftBank → 各種変更手続き | 9時~20時 |
この中でオススメするのは、My SoftBankでMNP予約番号を取得することです。2人と話す必要がないですし、電話と違ってすぐに手続きができます。時間のロスがありません。
MNP予約番号に関する注意点
- ahamoに申し込むときは、MNP予約番号の有効期限が10日以上残っている必要があります
- MNP予約番号を取得しただけではソフトバンクは解約されません
- ahamo側で回線切替手続きが完了したタイミングで、ソフトバンクが自動解約されます
そのため、MNP予約番号を取得したら、なるべく早めにahamoに申し込むようにしましょう。
【手順⑤】ahamoを「他社からの乗り換え(MNP)」で申し込む

ahamo公式サイトからSIMカード/eSIM/スマホセットを【今の電話番号をそのまま使う】=他社から乗り換え(MNP)で申し込んでください。
- SIMのみ契約時は、今のスマホそのまま!他社からお乗り換えでdポイント(期間・用途限定)20,000ポイントプレゼントキャンペーンにエントリーする
- ahamoサイトにアクセスして、「申し込み」ボタンを押す
- 「どちらで申し込みますか」では、【今の電話番号をそのまま使う】をタップ
- 「今使っている携帯電話会社はどちらですか」では、【docomo以外】をタップ
- dアカウントにログインする
- ahamoに乗り換えする携帯電話番号を入力して、MNP予約番号を【すでに取得している】【取得していない】のどちらかをタップ
- 【すでに取得している】MNP予約番号、MNP予約番号有効期限が表示されるので入力
- 【取得していない】MNPワンストップでの手続きになる。SoftBankを選択し、My SoftBankでMNPワンストップの手続きを完了させる
- 本人確認書類・受け取り方法を選択
- 個人情報の入力、クレジットカード番号(口座情報)などの入力など画面の指示に従って操作・入力する
- ahamoの契約を完了させる
SIMカード・端末セット契約の場合、申し込み途中に、商品の受取日時指定が可能です。日時指定をしない場合は、最短4日程度で手元に届きます。
eSIMのみ契約の場合、申し込みから最短当日~3日程度で開通可能になります。
- SIMのみ契約時は、今のスマホそのまま!他社からお乗り換えでdポイント(期間・用途限定)20,000ポイントプレゼントキャンペーンにエントリーする
- ahamoサイトにアクセスして、「申し込み」ボタンを押す
- 「どちらで申し込みますか」では、【今の電話番号をそのまま使う】をタップ
- 「今使っている携帯電話会社はどちらですか」では、【docomo以外】をタップ
- dアカウントにログインする
- ahamoに乗り換えする携帯電話番号を入力して、【すでに取得している】【取得していない】のどちらかをタップ
- 【すでに取得している】をタップした場合、MNP予約番号、MNP予約番号有効期限が表示されるので入力
- 【取得していない】をタップした場合は、MNPワンストップでの手続きになります。利用しているキャリアを選択し、キャリアのマイページで乗り換え手続き(MNPワンストップの手続き)を完了させる
- 本人確認書類・受け取り方法を選択
- 個人情報の入力、クレジットカード番号などの入力など画面の指示に従って操作・入力する
- ahamoの契約を完了させる
ahamo(アハモ)の開通手順を解説
【手順①】ahamoアプリ/手続きサイトで開通手続きをする

ahamoのSIMカードやまたはスマホセットが手元に届いたら、すぐに開通手続きを行いましょう。開通手続きが完了すると、ソフトバンクとの契約は自動的に解約され、ahamo回線が開通します。
eSIM契約時は、「eSIM利用開始手続きのご案内」メールが届くと、開通手続きができるようになります。
ahamo開通手続きの流れ
- ahamo公式サイトまたはahamoアプリを起動する
- dアカウントでログインする
- 商品が出荷されると、アプリまたはサイトに「切り替え(開通)」手続きのボタンが表示される
- 開通情報を確認して、問題がなければ「開通する」ボタンをクリックする
- 開通処理完了画面が表示されたら完了
- 開通手続き前のSIMカードをスマホに挿しても、通信はできません
- iPhoneの場合、開通前にSIMを挿すと「SIMが無効です」と表示されます
- 必ず開通処理完了後に、端末にSIMカードを挿入またはeSIM設定を行ってください
【手順②】スマホにSIMカードを入れる/eSIMプロファイルをインストールする
手持ちのAndroidスマホやiPhoneにahamoのSIMカードを入れる/eSIMプロファイルをインストールしてください。
SIMカードを契約している場合

物理SIMカードを契約している場合は、以下の手順でSIMカードをスマホに挿入します。
- SIMカード台紙からIC部分を押し上げて取り外す
- スマホ側面にあるSIMカードスロットの小さな穴に、付属のSIMピン(または細いピン)を完全に奥まで差し込む
- トレイが引き出されたら、SIMカードを正しい向きでトレイにセットする
- トレイをスマホ本体にしっかり差し込む
挿入が完了すると、スマホがSIMカードを認識し、ネットワーク設定に進めるようになります。
eSIMを契約している場合
eSIMを契約をしている場合は、スマホにahamoのeSIMプロファイルをダウンロードして設定します。
eSIMプロファイルのダウンロード方法は3通りあります。
- スマホの初期設定中にeSIMプロファイルをインストールする
- スマホの初期設定後にeSIMプロファイルをダウンロードする
- 手動でeSIMプロファイルをダウンロードする
設定方法は端末やタイミングによって異なるため、詳細はドコモ公式サポートページを参考にしてください。
【手順③】AndroidスマホでAPN設定を行う(iPhoneは不要)

ahamoのSIMカードまたはeSIMをスマホに設定した後は、必要に応じてAPN設定(アクセスポイント設定)を行いましょう。端末によっては自動で設定される場合もありますが、Androidスマホでは手動設定が必要になることがあります。
iPhoneの場合(APN設定不要)
- iPhoneでは、APN設定を手動で行う必要はありません
- ahamoのSIMカードまたはeSIMを挿すだけで、自動的にahamoのネットワーク設定が適用されます
- ahamoサイト内の「iPhone利用開始設定」のプロファイルは、データ通信用のAPN構成プロファイルではありません。
- ahamoでは、そもそもAPN構成プロファイルの提供・配布は行っていません
Androidスマホの場合(APN手動設定が必要な場合あり)
Androidスマホでは、機種によってはAPN設定が自動で完了しない場合があります。通信ができない場合は、以下の手順で手動設定を行ってください。
「APN設定(アクセスポイント設定)」を参考にして、AndroidスマホでAPN設定してください。
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」をタップ
- 「モバイルネットワーク」をタップ
- 「アクセスポイント名」をタップして右上の「+」ボタンをタップし
- 「名前」は任意のものを入力(たとえばドコモと入力)、「APN」を「spmode.ne.jp」に設定する
- 「認証タイプ」を「未設定」あるいは「なし」を選択、「APNプロトコル」を「IPv4/IPv6」に設定
- 右上の「︙」ボタンを選択し、「保存」をタップ
- 先ほど設定したAPNをチェックする(選択する)
【手順④】発信テスト用番号へ電話をかけて利用開始

ahamoのSIMカードまたはeSIMを設定した後、スマホが正常に開通しているかを必ず確認しましょう。
発信テスト用番号に電話をかける
まずは通話機能が問題なく使えるかをチェックします。
【発信テスト手順】
- スマホの通話アプリを開く
- 発信テスト用番号「111」(通話料無料)に電話をかける
- 数秒後、着信があり「ただいま着信試験をおこなっております」というガイダンスが流れる
このアナウンスが流れれば、通話機能は正常に開通しています。
モバイルデータ通信の動作確認をする
続いて、データ通信が正常に行えるかを確認します。
【データ通信確認手順】
- スマホのWi-Fi設定をオフにする
- SafariやChromeなどのブラウザアプリを起動する
- モバイルデータ回線(ドコモ回線)でWebサイトを開けるか確認する
問題なくインターネットにアクセスできれば、データ通信も正常に利用できています。
ahamoで新スマホを使うなら、ahamo開通手続き前後に新スマホの初期設定やデータ移行を行う
- ahamoの契約と同時に、ahamoサイトで販売されているAndroidスマホやiPhoneを購入した
- Apple Store, Amazon、家電量販店などでSIMフリー版スマホを購入した
という場合は、ahamoの開通手続きの前後で、新スマホの初期設定や旧スマホから新スマホへのデータ移行を実施しておきましょう。
手持ちのスマホをそのままahamoでも使うという人はデータ移行は不要です。
iPhoneのデータ移行方法
クイックスタート、iCloud、iTunesまたはFinderを使ってデータ移行できます。ほとんどの人はクイックスタート機能を使うでしょう。
Androidスマホのデータ移行方法
スマホ内のコンテンツ・データ・設定は、Google アカウントにバックアップできます。バックアップした情報は、元のスマートフォンや他の Android スマートフォンに復元できます。各メーカーサイトでもデータ移行方法を案内しています。
ソフトバンクからahamo(アハモ)に乗り換え時に利用できるキャンペーンまとめ
ソフトバンクからahamo(アハモ)に乗り換え時に利用できるキャンペーンは以下の通り。
キャンペーン名 | キャンペーン内容 |
---|---|
![]() ahamoへのお乗り換えでdポイントプレゼントキャンペーン | SIMのみを他社から乗り換え契約でdポイント(期間・用途限定)が計20,000ポイント貰える(4,000円分を5ヶ月間毎月進呈) |
![]() ahamo対象機種をおトクに購入しよう! (5G WELCOME割) | 対象の5Gスマートフォンを購入すると購入方法に応じて機種代金から割引またはdポイント(期間・用途限定)が貰える |
![]() ahamo ポイ活 | 「大盛りオプション」を契約中の人が申し込める月額2,200円のオプション。 dカード/dカード GOLD U/dカード GOLD/dカード PLATINUMおよびd払い利用時、通常のdポイント進呈に加え、最大+10%ポイント進呈 |
![]() 爆アゲセレクション | Netflixなどの対象サービスの利用で、サービス利用料金(税抜)の最大25%のdポイント(期間・用途限定)を毎月還元 |
![]() いつでもカエドキプログラム | 加入した人が「残価設定型24回の分割払い」で購入した対象機種を返却することにより、返却のタイミングに応じた分割支払金の支払いを不要とするプログラム |
ahamoへのお乗り換えでdポイント(期間・用途限定)プレゼントキャンペーン
ahamo公式キャンペーンサイトからエントリーし、ahamoサイトでSIMのみの他社からの乗り換え(MNP)で、dポイント(期間・用途限定)4,000円分が5ヶ月間毎月進呈(計20,000ポイント)されます。
【エントリー期間】2022年5月13日(金)~終了日未定で実施中
【対象手続き】エントリー翌月末までに、他社から乗り換え+SIMカードのみ/eSIMのみ契約して開通手続き(利用開始手続き)を完了させる
【特典進呈時期】進呈条件を満たした月の翌々月以降 5ヶ月間毎月10日までに進呈
ahamo対象機種をおトクに購入しよう! (5G WELCOME割)
ahamoサイトでスマホを新規契約するとdポイント還元、他社から乗り換えで契約すると最大44,000円割引される「5G WELCOME割」が実施されています。
ソフトバンクからahamo(アハモ)に乗り換えるメリットや特徴を解説

- 4Gネットワークだけでなく5Gネットワークにも対応。高速・大容量のドコモの瞬速5Gをahamoでも体験できる
- 月額2,970円(機種代金別途)で月間データ容量30GB使える
- 大盛りオプション(月額1,980円)契約で月110GBまで使える
- 30GB/10GB超過後は通信速度最大1Mbpsで通信できる。データ追加購入も可能(1GB/550円)
- 海外91の国と地域で追加料金無しで30GB使える(海外ローミング・海外データ通信が30GBまで無料)
- 1回5分以内の国内通話が無料、かけ放題オプションもあり
- ahamoの料金の支払いを「dカード PLATINUM」もしくは「dカード GOLD」「dカード GOLD U」「dカード」に設定すると、毎月のデータ容量が最大5GB増量
- 対象サービス契約でdポイント(期間・用途限定)が貰える「爆アゲセレクション」
- ahamoでもd払い、docomoコンテンツ決済が利用可能
- ahamoでSIMのみ契約しても、ドコモオンラインショップで機種変更手続きが可能
ソフトバンクからahamoに乗り換えると料金が安くなる

キャリア | 料金プラン名 | 月額基本料金 |
---|---|---|
ソフトバンク | ペイトク無制限 | 【無制限】月額9,625円 |
ソフトバンク | メリハリ無制限+ | 【2GB以下】月額5,775円 【2GB以上~無制限】月額7,425円 |
ソフトバンク | ミニフィットプラン+ | 【1GBまで】月額3,278円 【1~2GB】月額4,378円 【2~3GB】月額5,478円 |
ahamo | ahamo | 【30GB】月額2,970円 |
ahamo | ahamo大盛り | 【110GB】月額4,950円 |
ソフトバンクからahamoに乗り換えると、ほとんどの人が毎月の通信費が安くなるはずです。
ソフトバンクのペイトク無制限は、データ容量無制限で月額9,625円とかなり高額です。さらに、メリハリ無制限+プランでも、2GB以下の利用なら5,775円に抑えられるものの、2GBを超えた時点で月額7,425円に跳ね上がります。また、ミニフィットプラン+を選んだとしても、1GBまでなら月額3,278円で済みますが、データ使用量が増えるごとに4,378円、5,478円と段階的に料金が上がります。
ahamoは月額2,970円で月30GB使うことができます。さらにデータ通信量が多い人でも、ahamo大盛りオプションを付ければ月額4,950円で月110GB利用できるため、ソフトバンクの無制限プランよりもはるかに安価です。
また、ahamoはテザリングの制限はなく、契約しているデータ容量の範囲内で自由に利用できます。たとえば、大盛りオプションに加入している場合は、合計110GBまでのデータ容量をテザリングを含めてそのまま利用できます。
安心と信頼のドコモ回線を使用

ahamoは、ドコモの高品質な通信回線をそのまま利用しています。
ドコモとahamoで通信エリアに違いはなく、「ドコモではつながるけれどahamoではつながらない」ということはありません。安定した通信品質が期待できるため、都市部だけでなく郊外や地方でも快適に利用できます。
また、ahamoは4G LTEネットワークだけでなく、5Gネットワークにも対応しています。ドコモが提供する高速・大容量の「瞬速5G」も追加料金なしで体験できるため、動画視聴や大容量データ通信もストレスなく行うことが可能です。
速度制限後も最大1Mbpsで通信できる
ahamoは30GBまたは110GBを超過した場合でも通信が完全に止まることはなく、最大1Mbpsの速度で通信を継続することができます。最大1Mbpsあれば、YouTubeは画質を下げれば視聴でき、InstagramやTwitter(X)の閲覧、LINEのテキストメッセージ送受信など、日常的な利用で大きな不便は感じにくいでしょう。
さらに、必要に応じて1GBあたり550円でデータチャージを行うことも可能です。ソフトバンクの追加データ購入は1GBあたり1,100円なのでahamoのほうが安価にチャージできます。
ソフトバンクで、利用のデータ量が毎月の所定データ量を超えた場合の通信速度制限が実施された場合は、通信速度が最大128kbps~300kbpsに制限されます。それと比べるとahamoはかなり良心的です。
海外でも30GBまで使える
ahamoは、追加の申し込みや手続きなしで、海外91の国と地域でデータ通信が利用可能です。海外での通信も国内と合わせて月30GBまでは無料で使え、日本人の渡航先の約98%をカバーしています。なお、大盛りオプション追加時の月110GB使える場合でも、海外で利用できる上限は30GBまでとなっており、それを超えると通信速度が制限されます。
一方、ソフトバンクではアメリカに限り、「アメリカ放題」という専用サービスが用意されており、米国内および日本宛の通話・SMS・データ通信が使い放題になります。ただし、それ以外の国や地域では、「海外あんしん定額」(3GB〜24GB/980円〜)や「海外パケットし放題」などの有料オプションに加入する必要があります。
ahamoはアメリカ以外の国でも追加料金なしで広範囲に使えるのが特徴で、海外旅行や出張の多い人にとってもコストを抑えて安心して使えるでしょう。
国内通話料金は1回5分以内無料、かけ放題オプションもあり

ahamoでは、月額基本料金に1回5分以内の国内通話無料サービスが標準で含まれています。ちょっとした連絡やお店の予約など、短時間の通話であれば追加料金なしで利用できます。5分を超えた通話は、30秒ごとに22円の通話料が発生します。
もし、5分では足りないという人向けに、月額1,100円でかけ放題オプションも用意されています。
ソフトバンクで5分かけ放題にするためには、「準定額オプション+」(月額880円)の加入が必要でした。ahamoに乗り換えれば毎月880円の節約になります。
dカードボーナスパケット特典

ahamoの料金の支払いを「dカード PLATINUM」もしくは「dカード GOLD」「dカード GOLD U」「dカード」に設定すると、毎月のデータ容量が増量します。
支払い方法 | 毎月のデータ増量 |
---|---|
dカード PLATINUM | +5GB/月 |
dカード GOLD | +5GB/月 |
dカード GOLD U | +5GB/月 |
dカード | +1GB/月 |
ソフトバンクからahamo(アハモ)に乗り換えるデメリット・注意点まとめ

- ソフトバンクのようなデータ無制限プランはない。30GBまたは110GBの2択
- ahamoはドコモ回線を利用しており、ソフトバンク回線とはエリアが微妙に異なる場合がある
- ソフトバンク光・おうち割光セットなどの割引が使えなくなる
- ソフトバンクのキャリアメールアドレスが無料で使えなくなる(有料で利用可能)
- ahamoではドコモのキャリアメールアドレス(@docomo.ne.jp)は提供していない
- 着信転送(転送電話)サービス・留守番電話サービス・キャッチホンがない
- ahamoはドコモの割引サービスは適用されない。ドコモの契約回線数にはカウントされる
- ahamoが契約できるのは18歳以上(親権者名義で契約し、18歳未満を利用者登録は可能)
- ahamo契約後の相談は「専用チャット」の利用が必要。ドコモショップやインフォメーションセンターでは受け付けていない。ドコモショップでのサポートを希望する場合は有料の「お手続きサポート」等を利用
ソフトバンクのようなデータ無制限プランはない。30GBまたは110GBの2択

ahamoの月間データ容量は月30GBまたは月110GB(大盛りオプション加入時)で、ソフトバンクの「ペイトク無制限プラン」や「メリハリ無制限プラン」のようなデータ使い放題プラン・データ無制限プランはありません。
毎月100GB以上のデータ通信を行うヘビーユーザーにとっては、ソフトバンクからahamoに乗り換えると、利用料金は確かに安くなったけど速度制限が不便だと感じる可能性があります。
ahamoはドコモ回線を使ってサービスを提供。ソフトバンク回線とはサービスエリアが微妙に異なる

ahamoはドコモのオンライン専用料金プランなので、ドコモ回線を使用してサービスを提供しています。
ドコモ回線とソフトバンク回線とはエリア設計が異なり、カバーしている地域や電波の強さに細かな違いが存在します。たソフトバンクでは電波状況が良好だった場所でも、ドコモ回線では電波が弱くなったり、一時的に繋がりにくくなったりする可能性があります。
逆に、ソフトバンク回線よりもドコモ回線のほうがエリアカバー率が高い地域も多いため、乗り換えによって通信環境が改善する可能性もあります。
ソフトバンク光などの割引サービスが使えなくなる

ソフトバンクを契約していたときに適用されていた家族割引、新みんな家族割、おうち割光セットなどの割引サービスは、ahamoに乗り換えると利用できなくなります。
ソフトバンクからahamoに乗り換えることで、家族間通話・SMSが有料になること、契約回線数が減少して割引額が減額されてしまう可能性があります。おうち割光セット(A)は1人でも適用されるのでご安心ください。
なお、ahamoではドコモの光回線サービス(ドコモ光)やhome 5Gとのセット割引もありません。また、家族間で複数回線をまとめた際の割引(いわゆるファミリー割引)も適用されません。
PayPayポイントが貯まりにくくなる
ソフトバンクを契約している間は、さまざまな特典によってPayPayポイントが非常に貯まりやすい環境が整っています。
たとえばペイトク無制限契約中は、初めてのペイトク適用で+10%、最大半額相当戻ってくるスーパーPayPayクーポン、Yahoo!ショッピングでPayPay支払いでPayPayポイントが最大17%貯まる、長期継続特典、エンタメ特典、LYPプレミアムが無料で使い放題などオトクな特典がたくさん用意されています。
しかし、ahamoに乗り換えた場合、これらのソフトバンクユーザー向け特典はすべて適用対象外となります。
さらに、ahamoの利用料金は、「dポイントクラブご優待(10%ポイント還元)」の対象外です。ドコモ光利用料金については、dカード GOLD U/dカード GOLD/dカード PLATINUM特典としてポイント還元されます。
ソフトバンクのキャリアメールアドレスが無料で使えなくなる(有料で利用可能)
ソフトバンクからahamoに乗り換えると、ソフトバンクが提供している「@softbank.ne.jp」などのキャリアメールアドレスは無料で利用できなくなります。
乗り換え後もソフトバンクのキャリアメールアドレスを使い続けたい場合は、ahamoへの乗り換え完了後にソフトバンクの「メールアドレス持ち運び」サービスに申し込む必要があります。1メールアドレスあたり月額330円/年額3,300絵mかかります。
キャリアメールアドレスを今後使わない予定であれば、乗り換え前にソフトバンクのキャリアメールアドレスで登録している各種WebサービスやApple ID、ショッピングサイトなどの連絡先をGmailやYahoo!メールなどのフリーメールアドレスに変更しておくことをおすすめします。
留守番電話・転送電話サービス・キャッチホン非対応
ahamoでは、留守番電話サービス、転送電話サービス、キャッチホン(通話中着信通知サービス)が提供されていません。
ソフトバンクでは「留守番電話プラス」、「伝送電話サービス」、「割り込み通話」が提供されていましたが、ahamoに乗り換えると当然ですが利用できなくなります。仕事用やプライベート用に留守番電話機能を多用していた人にとっては、乗り換え後に不便さを感じる可能性があります。
ちなみに、iPhoneはiOS 18以降であれば「ライブ留守番電話」機能が利用できます。相手が留守番メッセージを残している時に、その書き起こしをリアルタイムで自動的に表示できる機能で、留守番メッセージを残している間に、その電話に出ることもできます。
サポートを受けたいなら有料
ahamo契約時の申し込み時にサポートを受けたい場合は有料になります。
ahamo契約後の相談は専用チャットを利用することになり、ドコモショップやインフォメーションセンターでは相談できません。ドコモショップでのサポートを希望する場合は必要に応じて有料の「ahamo WEBお手続きサポート」等を利用してください。
サービス名称 | 利用料金 | サポート内容 |
---|---|---|
ahamo WEBお申込みサポート | 3,300円 | ahamoの新規契約、他社から乗り換え、ドコモのギガプラン等から料金プラン変更の申し込みをサポート |
ahamo WEBお手続きサポート | 3,300円 | ahamo契約後の各種お手続きの申込みをサポート |
ソフトバンクからahamoに乗り換えるベストのタイミングについて解説

ソフトバンクからahamoに乗り換えのベストなタイミングは、ソフトバンクの請求締め日を意識して、締め日前にahamoへの乗り換えを完了させることです。
ソフトバンクの請求締め日は「20日」または「末日」で、My SoftBankから確認できます。ahamoを契約する前に締め日がどちらか確認しましょう。
ソフトバンクでは、契約している料金プランにもよりますが、解約した月や他社に乗りかえた月の月額料金は、日割り計算されずに1ヶ月分まるまる請求されます。そのため、乗り換えのタイミングを誤ると、ソフトバンクの基本料金を無駄に2か月分支払う可能性があります。
ahamoは、月の途中で契約した場合は、月額料金は日割り計算されて請求されます。つまり、乗り換え後に無駄な支払いを最小限に抑えることができます。
タイミングミスの具体例
たとえば、
- ソフトバンクからahamoに乗り換える
- ソフトバンクの請求締め日を確認したところ、末日であることが分かった
- 1月29日にソフトバンクでMNP予約番号を発行して、ahamoを他社から乗り換えで申し込んだ
- 2月1日にahamoのSIMカードが届いたので、その日のうちにahamoで開通手続きをした
といった場合は、ソフトバンクが解約されるのは2月1日付けになり、ソフトバンクでは1月分と2月分の合計2ヶ月分の月額料金の支払いが必要になります。
ソフトバンクからahamo(アハモ)に乗り換え時によくある質問

ソフトバンク機種そのままでahamoに乗り換えできる?
ソフトバンクで購入したAndroidスマホやiPhoneは、SIMロック解除をすれば基本的にahamoでもそのまま使えます。
ahamoでは、SIMカードのみ契約またはeSIMのみ契約を選び、「他社から乗り換え(MNP)」で申し込みます。
iPhoneはSIMロック解除済みなら問題なく使えますが、Androidスマホは機種によってドコモ回線に対応していない場合があるため注意が必要です。乗り換え前に、ahamo公式サイトの「対応端末一覧」で動作確認しておくと安心です。
ソフトバンク側で発生する費用は何がある?
- 契約解除料(違約金) : 無料
- MNP転出手数料 : 無料
- 乗り換えた月の利用料金(基本的に1ヶ月分満額請求)
- スマホのSIMロック解除手数料無料
- 一部オプションは解約後もサービス継続となる場合があるので注意
ソフトバンクでは、解約月の基本料金は日割りにならず、1か月分満額請求されるケースが多いです。たとえば、月末ギリギリでahamoに乗り換えた場合でも、ソフトバンク側では1か月分の料金が発生するため、乗り換えのタイミングには注意が必要です。
また、ソフトバンクで適用されていた「みんな家族割」などの割引は、解約・乗り換えをすると割引適用は前月利用分までとなります。
さらに、オプションサービス(あんしん保証パックサービス、新トクするサポートなど)に加入している場合、これらのサービスは解約後も条件によっては継続されることがあり、別途費用が発生する可能性があります。乗り換え前に不要なオプションは自分で解約手続きをしておきましょう。
ahamo側で発生する費用は何がある?
- 契約事務手数料 : 無料
- 契約初月のahamoの利用料金(日割り計算)
- 契約と同時にかけ放題オプションを申し込んだ場合は日割り計算
ahamoでは、契約時の事務手数料は完全無料です。
また、ahamoを契約した月の月額料金については、契約日からの日割り計算で請求されます。これにより、乗り換えたタイミングによっては1か月分満額を支払う必要がなく、負担を抑えることが可能です。
たとえば、月半ば以降にahamoへ申し込めば、その月のahamo利用料金は比較的安く済みます。節約を意識するなら、月の後半での申し込みも一つの選択肢です。
ソフトバンクでスマホ機種代金が残っている。ahamoに乗り換えできる?
ソフトバンクで分割払い中のスマホを利用している場合でも、機種代金の支払いが残っていてもahamoへの乗り換えは可能です。
ソフトバンクからahamoへ乗り換えた後も、ソフトバンクで購入したスマホの残りの分割支払金は引き続き支払う必要があります。残債の支払いが完了するまで、分割払い契約は継続されます。
現在の分割支払金の残額や支払い回数は、My SoftBankから簡単に確認できます。もし一括で支払いたい場合は、乗り換え前にMy SoftBank、ソフトバンクショップ、またはチャットサポートで手続きすることが可能です。(※解約後はチャットサポートは利用できません)
なお、ソフトバンク解約後も残金の支払いは続きますが、支払方法は別のクレジットカード払いまたは口座振替に変更できます。ただし、ソフトバンクショップで現金による支払いへの変更はできないため注意してください。
ソフトバンクのキャリアメールアドレスを使いたいんだけど?
ソフトバンクからahamoに乗り換えた後も、ソフトバンクのキャリアメールアドレス(@softbank.ne.jp など)を引き続き使いたい場合は、ソフトバンクが提供する「メールアドレス持ち運び」サービスに申し込む必要があります。
ahamoのSIMカード・eSIMの到着・発行はどれくらいかかる?
SIMカードや端末セットなどの配達が必要なものは最短4日で手元に届きます。配送の日時は手続き時に選択が可能です。
eSIMは申し込みから最短当日~3日程度で開通可能になります。他社から乗り換えの場合は午前9時から午後8時までが対象です。
入力した住所や電話番号、提出した本人確認書類に不備がないように気をつけましょう。不備があるとその分審査の時間が余計にかかってしまいます。
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