楽天モバイルからahamo(アハモ)に乗り換え(MNP)手順・方法とメリット・デメリット・注意点を徹底解説!
楽天モバイルを利用しているけれど、通信品質や料金プランを見直したいと考えていませんか?そんな方に注目されているのが、ドコモの高品質回線が使えるahamo(アハモ)への乗り換えです。
ahamoなら、月額2,970円で5分以内の国内通話無料と30GBのデータ通信が利用でき、さらに海外ローミングも追加料金なし。楽天モバイルにはない「通信の安定性」「ドコモエリアの広さ」も大きな魅力です。
一方で、楽天モバイルならではの無制限データ通信や楽天ポイント還元が使えなくなるなど、注意点もあります。乗り換え前にメリット・デメリットをしっかり把握しておくことが重要です。
この記事では、楽天モバイルからahamoへの乗り換え手順や注意点、メリット・デメリット比較まで、初心者でも迷わず進められるようわかりやすく徹底解説します。
これから楽天モバイルからahamoへ乗り換えたい方は、ぜひ参考にしてください。
楽天モバイルからahamo(アハモ)に乗り換え(MNP)手順を解説

【手順①】dアカウントの発行/ahamoの契約に必要なものを用意する

ahamoを契約するときはdアカウントの発行が必要になります。また、本人確認書類・契約者名義のクレジットカード・口座情報を準備してください。
ahamoを契約するときはdアカウントの発行等が必要
ahamoでは申し込み時にdアカウントが必須です。まだ持っていない場合は新規作成ガイド | dアカウントを参考にして事前に発行しておきましょう。
dアカウントの作成には、以下が必要です。
- メールアドレス
- SMS(ショートメッセージ)が受信できる携帯端末
作成したdアカウントは、ahamo申し込み時にログインして利用します。
ahamoの契約に必要なものを用意する
楽天モバイルからahamoへ乗り換える際には、以下の書類・情報をあらかじめ用意しておきましょう。
必要なもの | 説明 |
---|---|
本人確認書類 | 運転免許証、マイナンバーカード、在留カードなど |
支払い情報 | 契約者本人名義のクレジットカードまたは銀行口座情報 |
連絡先メールアドレス | フリーメール(Gmail、Yahoo!メールなど)推奨 |
MNP予約番号 | 他社から電話番号を引き継ぐ場合に必要 (※ワンストップ方式利用時は不要) |
※MNP予約番号が必要かどうかは、「ワンストップ方式」を利用するかによって異なります。楽天モバイルとahamoはワンストップ方式に対応しているため、条件を満たせばMNP予約番号の発行なしでも乗り換えが可能です。
【手順②】SIMのみ契約するか、端末セットを契約するか決める

ahamoでは、SIMカードのみ/eSIMのみ/端末セットが契約できます。どれで契約するか決めてください。
SIMのみ契約する
現在使っているスマホをahamoでも使いたい場合は、SIMカードのみやeSIMのみの契約を選択します。
- iPhoneは6s以降のモデルであれば基本的に利用可能です
- 楽天モバイルのAndroidスマホは、取り扱い製品の他社回線対応状況一覧 | 製品 | 楽天モバイルを見て、ドコモ回線に対応しているかどうか確認してください
念のため、ahamo公式の「対応端末一覧」も確認しておくと安心です。
端末セットを契約する
スマホも一緒に新しくしたい場合は、ahamo契約と同時に端末セット購入ができます。契約後に端末だけを購入したい場合は、ドコモオンラインショップでの機種変更となります。
ラインナップにはiPhoneやAQUOSなど、幅広い価格帯のモデルが用意されています。詳細はahamoサイトのahamo対象機種をおトクに購入しよう!をご覧ください。
【手順③】楽天モバイルのスマホはSIMフリーなのでSIMロック解除は不要
楽天モバイルで購入したスマホは、すべてSIMロックなし(SIMフリー端末)で販売されています。そのため、ahamoを契約する際にSIMロック解除の手続きは不要です。
- 楽天モバイルで販売されているAndroidスマホ
- 楽天モバイルで販売されているiPhone
- Rakuten HandやRakuten BIGなどの楽天オリジナル端末
これらはいずれも最初からSIMフリーのため、ahamoのSIMカードやeSIMをそのまま利用できます。
乗り換えにあたって、SIMロック解除を心配する必要はありません。
【手順④】MNPワンストップ方式を利用するか、楽天モバイルでMNP予約番号を発行するか決める

楽天モバイルからahamoに乗り換える際に、MNPワンストップ方式を利用するか、従来どおりに楽天モバイルでMNP予約番号を発行するか決めてください。どちらの方法でもahamoに乗り換えは可能です。
MNPワンストップ方式を利用する場合
MNPワンストップ方式とは、従来必要だったMNP予約番号の発行手続きが不要になる新しい仕組みです。
- 楽天モバイルとahamoは、どちらもMNPワンストップ方式に対応
- ahamoの申し込み画面上で「楽天モバイルから乗り換え」を選ぶだけで手続きできる
- 面倒な番号取得作業が不要になり、スムーズに乗り換えが可能
ワンストップ方式を選べば、MNP予約番号を発行する必要はありません。
MNP予約番号を発行して乗り換える場合
ワンストップ方式を使わない場合は、楽天モバイル側でMNP予約番号を発行する必要があります。
楽天モバイルでMNP予約番号の発行方法はWeb(my 楽天モバイル)だけです。電話や店舗では発行できないため注意してください。
- 「my 楽天モバイル」にログインし、契約プラン画面を表示する
- 「その他のお手続き」から「各種手続きへ進む」ボタンを選択する
- 「他社へのお乗り換え(MNP)」を選択する
- 表示される注意事項を確認/同意し、「次へ進む」を選択する
- 必要事項を入力し、「MNP予約番号を発行する」ボタンを選択する
- ワンタイムパスワードを入力し、「認証する」ボタンを選択する
- MNP予約番号、有効期限、対象の電話番号を確認する
- MNP予約番号の有効期限は発行日を含めて15日間
- ahamo申込時には、有効期限が10日以上残っている必要あり
MNP予約番号を取得したら、できるだけ早くahamoへ申し込みを進めましょう。
【手順⑤】ahamoを「他社からの乗り換え(MNP)」で申し込む

ahamo公式サイトからSIMカード/eSIM/スマホセットを「他社からの乗り換え(MNP)」で申し込んでください。
SIMカード/eSIM/スマホセットの申し込みが可能
ahamoでは、以下3パターンの申し込みが可能です。
- SIMカードのみ
- eSIMのみ
- スマホとSIMカードのセット購入
それぞれの特徴は以下の通りです。
契約形態 | 特徴 |
---|---|
SIMカード契約 | 物理SIMを郵送で受け取り、手持ちスマホに挿して利用 申込が混雑すると配送までに1週間前後かかることも |
eSIM契約 | 当日~3日前後で利用開始可能です |
スマホセット契約 | SIM+新しいスマホをセットで購入可能(受取日指定可) |
ahamo公式サイトでの申し込み手順
- SIMのみ契約時は、今のスマホそのまま!他社からお乗り換えでdポイント(期間・用途限定)20,000ポイントプレゼントキャンペーンにエントリーする
- ahamoサイトにアクセスして、「申し込み」ボタンを押す
- 「どちらで申し込みますか」では、【今の電話番号をそのまま使う】をタップ
- 「今使っている携帯電話会社はどちらですか」では、【docomo以外】をタップ
- dアカウントにログインする
- ahamoに乗り換えする携帯電話番号を入力して、MNP予約番号を【すでに取得している】【取得していない】のどちらかをタップ
- 【すでに取得している】MNP予約番号、MNP予約番号有効期限が表示されるので入力
- 【取得していない】MNPワンストップでの手続きになる。楽天モバイルを選択し、My 楽天モバイルにログインしてMNPワンストップの手続きを完了させる
- 本人確認書類・受け取り方法を選択
- 個人情報の入力、クレジットカード番号(口座情報)などの入力など画面の指示に従って操作・入力する
- ahamoの契約を完了させる
- SIMのみ契約時は、今のスマホそのまま!他社からお乗り換えでdポイント(期間・用途限定)20,000ポイントプレゼントキャンペーンにエントリーする
- ahamoサイトにアクセスして、「申し込み」ボタンを押す
- 「どちらで申し込みますか」では、【今の電話番号をそのまま使う】をタップ
- 「今使っている携帯電話会社はどちらですか」では、【docomo以外】をタップ
- dアカウントにログインする
- ahamoに乗り換えする携帯電話番号を入力して、【すでに取得している】【取得していない】のどちらかをタップ
- 【すでに取得している】をタップした場合、MNP予約番号、MNP予約番号有効期限が表示されるので入力
- 【取得していない】をタップした場合は、MNPワンストップでの手続きになります。利用しているキャリアを選択し、キャリアのマイページで乗り換え手続き(MNPワンストップの手続き)を完了させる
- 本人確認書類・受け取り方法を選択
- 個人情報の入力、クレジットカード番号などの入力など画面の指示に従って操作・入力する
- ahamoの契約を完了させる
ahamo(アハモ)の開通手順を解説
ahamoのSIMカードやスマホセットが自宅に届いたら、すぐに開通手続きを行いましょう。開通手続きが完了すると、ahamo回線が利用できるようになり、同時に楽天モバイルとの契約は自動で解約されます。
【手順①】ahamoアプリ/手続きサイトで開通手続きをする

開通手続きは、ahamo公式サイトまたはahamoアプリから簡単に行うことができます。
物理SIM契約の場合
SIMカードが届いたら、スマホに挿し替える前に、まず開通手続きを実施してください
開通手続き前にahamoのSIMカードをスマホに入れても、スマホはahamoのSIMカードを認識しません。iPhoneだと「SIMが無効です」と表示されます。
eSIM契約の場合
eSIM契約の場合は、ahamoから「eSIM利用開始手続きのご案内」」ールが届いた後に開通手続きとeSIMプロファイルのダウンロードができるようになります。案内メールが届くまでは手続きできないので注意しましょう。
ahamo開通手続きの流れ
- ahamo公式サイトまたはahamoアプリを起動してdアカウントでログインする
- 商品が出荷されると「切り替え(開通)」手続きのボタンが表示される
- 開通情報を確認して、問題がなければ「開通する」ボタンをクリックする
- 開通処理完了画面が表示されたら完了
【手順②】スマホにSIMカードを入れる/eSIMプロファイルをインストールする
開通手続きが完了したら、次はスマホにSIMカードを挿入、またはeSIMプロファイルをインストールして、ahamo回線を利用できるように設定しましょう。
SIMカードを契約している場合

物理SIMカードを利用する場合は、手元に届いたahamoのSIMカードをスマホに挿入します。
【SIMカード挿入手順】
- SIMカードの台紙から、ICチップ部分を上に押し上げて取り外す
- スマホ本体の側面にあるSIMスロットの穴に、付属のSIMピン(またはクリップなど)をまっすぐ奥まで差し込む
- SIMスロットが引き出されるので、スロットにahamoのSIMカードをセットする
- SIMスロットを元の位置に戻し、スマホに挿入する
eSIMを契約している場合
eSIM契約の場合は、ahamoから案内される方法に従って、eSIMプロファイルをスマホにインストールします。
eSIMプロファイルのダウンロードには、次の3つの方法が用意されています。
- スマホの初期設定中にeSIMプロファイルをダウンロードする
- スマホの初期設定後にeSIMプロファイルをダウンロードする(プッシュ通知や端末の設定メニューから可能)
- 手動でeSIMプロファイルをダウンロードする
詳細は以下のページで解説されています。
【手順③】AndroidスマホでAPN設定を行う(iPhoneは不要)

ahamoのSIMカードまたはeSIMをスマホに設定した後、Android端末ではAPN(アクセスポイント)設定が必要になる場合があります。iPhoneの場合は、基本的にAPN設定は不要です。
iPhoneの場合(APN設定不要)
- iPhoneにahamoのSIMカードやeSIMをセットすると、APN設定は自動で完了します
- ahamo公式サイトにある「iPhone利用開始設定」プロファイルは、通信設定用のAPNプロファイルではありません
- このプロファイルをインストールすると、ドコモやahamo関連のアプリリンクが追加されるだけです
Androidスマホの場合(APN設定が必要な場合あり)
- Android端末では、機種によってはSIM挿入時に自動でAPN設定が完了する場合もあります
- 完了しない場合は手動で設定が必要です
- 「APN設定(アクセスポイント設定)」を参考にして、AndroidスマホでAPN設定してください
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」をタップ
- 「モバイルネットワーク」をタップ
- 「アクセスポイント名」をタップして右上の「+」ボタンをタップし
- 「名前」は任意のものを入力(たとえばドコモと入力)、「APN」を「spmode.ne.jp」に設定する
- 「認証タイプ」を「未設定」あるいは「なし」を選択、「APNプロトコル」を「IPv4/IPv6」に設定
- 右上の「︙」ボタンを選択し、「保存」をタップ
- 先ほど設定したAPNをチェックする(選択する)
【手順④】発信テスト用番号へ電話をかけて利用開始

ahamoのSIMカードまたはeSIMを設定した後、スマホが正常に開通しているかを必ず確認しましょう。
発信テスト用番号に電話をかける
まずは通話機能が問題なく使えるかをチェックします。
- スマホの通話アプリを開く
- 発信テスト用番号「111」(通話料無料)に電話をかける
- 数秒後、着信があり「ただいま着信試験をおこなっております」というガイダンスが流れる
このアナウンスが流れれば、通話機能は正常に開通しています。
モバイルデータ通信の動作確認をする
続いて、データ通信が正常に行えるかを確認します。
- スマホのWi-Fi設定をオフにする
- SafariやChromeなどのブラウザアプリを起動する
- モバイルデータ回線(ドコモ回線)でWebサイトを開けるか確認する
問題なくインターネットにアクセスできれば、データ通信も正常に利用できています。
ahamo(アハモ)のメリットや特徴を解説

- 4Gネットワークだけでなく5Gネットワークにも対応。高速・大容量のドコモの瞬速5Gをahamoでも体験できる
- 月額2,970円(機種代金別途)で月間データ容量30GB使える
- 大盛りオプション(月額1,980円)契約で月110GBまで使える
- 30GB/10GB超過後は通信速度最大1Mbpsで通信できる。データ追加購入も可能(1GB/550円)
- iPhoneはSIMロックを解除すれば絶対にahamoでも使える
- 海外91の国と地域で追加料金無しで30GB使える(海外ローミング・海外データ通信が30GBまで無料)
- テザリングが追加料金無しで使える
- ahamoはeSIMでも契約可能。eSIMなら最短当日開通も可能
- 1回5分以内の国内通話が無料、かけ放題オプションもあり
- 2年縛りや解約金は無く、契約事務手数料無料、MNP転出手数料無料
- dカードで支払うとデータ容量が増える「dカードボーナスパケット特典」がある
- 対象サービス契約でdポイント(期間・用途限定)が貰える「爆アゲセレクション」
- ahamoでもd払い、docomoコンテンツ決済が利用可能
- ahamoでSIMのみ契約しても、ドコモオンラインショップで機種変更手続きが可能
安心と信頼のドコモ回線を使用

ahamoは、ドコモの高品質な通信回線をそのまま利用しています。
ドコモとahamoで通信エリアに違いはなく、「ドコモではつながるけれどahamoではつながらない」ということはありません。安定した通信品質が期待できるため、都市部だけでなく郊外や地方でも快適に利用できます。
また、ahamoは4G LTEネットワークだけでなく、5Gネットワークにも対応しています。ドコモが提供する高速・大容量の「瞬速5G」も追加料金なしで体験できるため、動画視聴や大容量データ通信もストレスなく行うことが可能です。
月額2,970円で30GB利用可能。超過後も最大1Mbpsで通信できる

ahamoは、月額2,970円(機種代金別途)で月間データ容量30GBを利用できるシンプルなプランです。30GBを超過した場合でも通信が完全に止まることはなく、最大1Mbpsの速度で通信を継続することができます。さらに、必要に応じて1GBあたり550円でデータチャージを行うことも可能です。
auで無制限プランを契約しているものの、実際には20GB~30GB程度しか使っていない人にとっては、ahamoに乗り換えるだけでスマホ代が毎月数千円単位で安くなる可能性があります。
最大1Mbpsの通信速度があれば、YouTubeは画質を下げれば視聴でき、InstagramやTwitter(X)の閲覧、LINEのテキストメッセージ送受信など、日常的な利用で大きな不便は感じにくいでしょう。
また、ahamoは追加申し込み不要で、海外91の国と地域でもデータ通信が可能です。海外利用時も国内と合わせて30GBまで無料で使え、日本人の渡航先約98%をカバーしています。なお、大盛りオプション加入時でも海外で利用できるデータ容量は30GBが上限となり、超過後は通信速度が制限されます。
大盛りオプション契約で月110GBまで使える

ahamoは、月額1,980円の「大盛りオプション」を追加することで、基本プランの30GBに加えて、毎月80GBを上乗せでき、合計110GBまで利用できます。月額料金は基本プランと合わせて月額4,950円となり、テザリング利用分も含めた大容量通信が可能です。
110GBを超過した場合も、通信が完全に止まるわけではなく、最大1Mbpsの速度で引き続き利用できます。
外出先でWi-Fiスポットが不安定なときでも、ahamoのデータ回線だけで快適に通信できるため、YouTubeの動画視聴やSNSの利用もストレスなく行えるでしょう。
また、WiMAXやポケットWi-Fiを利用していた人も、ahamoの大盛りオプションを活用すれば、スマホ1台で通信をまかなえるため、トータルの通信費を節約できる可能性があります。
国内通話料金は1回5分以内無料、かけ放題オプションもあり

ahamoでは、月額基本料金に1回5分以内の国内通話無料サービスが標準で含まれています。ちょっとした連絡やお店の予約など、短時間の通話であれば追加料金なしで利用できます。
5分を超えた通話については、30秒ごとに22円の通話料が発生します。また、SMS送信や一部他社サービスへの発信には別途料金がかかるため注意が必要です。
もし、5分では足りないという人向けに、月額1,100円でかけ放題オプションも用意されています。このオプションを追加すれば、国内通話が時間無制限でかけ放題となり、家族や友人との長電話にも安心して利用できるでしょう。
口座振替でも申し込める

ahamoの料金支払い方法は、クレジットカード払いに加えて、口座振替(銀行口座からの引き落とし)にも対応しています。そのため、クレジットカードを持っていない人でも、銀行口座を用意すればahamoを契約することが可能です。
口座振替の登録手続きは、申し込み時に支払い方法の選択画面で設定できるため、特別な追加手続きは必要ありません。カードを持たない若年層や、現金管理を重視する人にも利用しやすいサービスとなっています。
dカードボーナスパケット特典

ahamoの料金の支払いを「dカード PLATINUM」もしくは「dカード GOLD」「dカード GOLD U」「dカード」に設定すると、毎月のデータ容量が増量します。
支払い方法 | 毎月のデータ増量 |
---|---|
dカード PLATINUM | +5GB/月 |
dカード GOLD | +5GB/月 |
dカード GOLD U | +5GB/月 |
dカード | +1GB/月 |
楽天モバイルからahamo(アハモ)に乗り換えの注意点やデメリットまとめ

- 月額2,970円はデータ通信しない月も必ず発生する
- データ高速無制限で使い放題にならない。大盛りオプションを追加しても月110GBまで
- 当月余ったデータ容量の翌月繰り越しが不可能
- Rakuten Linkアプリを使った無料通話ができなくなる。かけ放題したいならオプション加入が必要
- 電話発信が5分を超えると高額になる(かけ放題未加入時)
- 楽天ポイントが溜まりにくくなる
- 楽天モバイルオリジナルスマオはahamoでは動作確認が実施されていない
- 最強家族プログラムの代表者になっている場合は、代表者が解約すると参加者全員がプログラムの対象外になる
- ahamoには複数回線割引、固定回線とのセット割は無い
- ahamoではドコモのキャリアメールアドレス(@docomo.ne.jp)は提供していない
- 着信転送(転送電話)サービス・留守番電話サービス・キャッチホンがない
- ahamoはドコモの割引は適用されない。ドコモの契約回線数にはカウントされる
- ahamoが契約できるのは18歳以上(親権者名義で契約し、18歳未満を利用者登録は可能)
- ahamo契約後の相談は「専用チャット」の利用が必要。ドコモショップやインフォメーションセンターでは受け付けていない。ドコモショップでのサポートを希望する場合は有料の「お手続きサポート」等を利用
ahamoはデータ通信していない月でも月額2,970円
ahamoでは、データ通信をしない月でも最低月額2,970円が必ず発生します。対して楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」なら、データ利用量に応じて月額料金が変動します。
キャリア | 料金 |
---|---|
Rakuten最強プラン | 【3GBまで】月額1,078円 |
Rakuten最強プラン | 【20GBまで】月額2,178円 |
Rakuten最強プラン | 【20GB~無制限】月額3,278円 |
ahamo | 【30GB】月額2,970円 |
ahamo大盛りオプション | 【110GB】月額4,950円 |
そのため、毎月のデータ使用量に波がある人や、3GB以下のライトユーザーであれば、楽天モバイルを使い続けたほうが料金面では有利です。
特に3GB以下しか使わない場合、楽天モバイルなら月額1,078円で済みますが、ahamoでは通信をほとんど使わなくても2,970円がかかるため、コストパフォーマンスに差が生じます。
データ高速無制限で使い放題にならない
楽天モバイルでは、月額3,278円でデータ通信無制限に使い放題が可能です。しかし、ahamoは基本プランで月間30GB、大盛りオプション契約時でも月間110GBの上限があります。
キャリア・プラン | 月額料金 | 月間データ容量 |
---|---|---|
楽天モバイル | 3,278円 | 無制限 |
ahamo基本プラン | 2,970円 | 30GB |
ahamo大盛りオプション | 4,950円 | 110GB |
また、ahamoでは月間のデータ容量を超過すると、最大通信速度は1Mbpsに制限されます。(通常のWeb閲覧や低画質動画視聴は可能ですが、ストレスを感じる場合もあります)
そのため、これまで楽天モバイルでデータ通信を大量に使っていた人は、ahamoへ乗り換えるとすぐに30GBを使い切ってしまう可能性が高い点に注意が必要です。
当月余ったデータ容量の翌月繰り越しが不可能

ahamoでは、当月に使い切れなかったデータ容量を翌月に繰り越すことはできません。これは楽天モバイルと同様で、毎月のデータ容量はリセットされます。
たとえば、10月に20GBしか使わなかった場合でも、11月に30GB+10GBの合計40GBが使えるということはありません。翌月は毎回30GBスタート(または大盛りオプション契約時は110GBスタート)になります。
そのため、「今月はあまり使わなかったから来月にまわせる」といった使い方はできません。特に月によって利用量に差がある人は注意しましょう。
Rakuten Linkアプリを使った無料通話ができなくなる
楽天モバイルでは、専用アプリ「Rakuten Link」を使うことで、国内通話が完全無料でかけ放題でした。しかし、ahamoに乗り換えるとこのアプリは使えなくなり、Rakuten Link内の履歴やデータも閲覧不可となります。
ahamoでは、専用アプリは不要で、標準の電話アプリから1回5分以内の通話は無料です。ただし、5分を超過した場合は30秒あたり22円の通話料が発生します。
長電話が多い方は、月額1,100円のかけ放題オプション(国内通話無料)への加入も検討が必要です。
楽天ポイントが溜まりにくくなる
楽天モバイルを契約していると、楽天市場での買い物時にSPU(スーパーポイントアッププログラム)倍率が+4倍される特典があります(※2023年12月1日以降適用)。
しかし、ahamoに乗り換えると楽天モバイルの契約が終了するため、この+4倍特典がなくなり、SPU倍率が下がってしまいます。
特に楽天経済圏を活用している方にとっては、実質的なポイント還元の減少につながるため、注意が必要です。
ahamoには複数回線割引、固定回線とのセット割は無い
ahamoでは、ドコモのような複数回線契約による割引(みんなドコモ割)や、ドコモ光・home 5Gとのセット割(ドコモ光セット割)などの割引特典は一切適用されません。
そのため、家族で回線をまとめて契約したり、自宅のインターネット回線とセットで利用しても、月額料金は変わりません。
ただし、ahamoはドコモの契約回線数としてはカウントされます。つまり、家族の中にドコモ回線ユーザーがいる場合、ahamoユーザーも人数カウントには加算されますが、ahamo自身は割引対象にはならない点に注意が必要です。
ahamoにはキャッチホン・留守番電話・転送電話サービスがない

ahamoにはキャッチホン・留守番電話サービス・転送電話サービスはありません。利用していない人にとっては何も関係ありません。
なお留守番電話サービスは、iPhoneであれば「ライブ留守番電話」で代用できます。無料で利用できます。
「ライブ留守番電話」は iOS 18から利用できるようになった機能で、相手が留守番メッセージを残しているときに、その書き起こしをリアルタイムで自動的に表示することができます。相手が留守番メッセージを残している間に、その電話に出ることもできます。
未成年名義では契約できない

ahamoは未成年者名義での契約はできません。契約できるのは18歳以上の人に年齢制限されています。
なお、利用者が未成年の家族の場合に限り、親権者名義で契約して未成年の家族を利用者登録することはできます。(契約者名義は父親、利用者名義は子どもにして契約可能)
利用者登録した子どもが成人したら、子どもの名義に変更することもできます。
ahamoを契約してもドコモのキャリアメールアドレスは貰えない

ahamoを新規契約または他社から乗り換えで契約しても、ドコモのキャリアメールアドレス(@docomo.ne.jp)は貰えません。使えるようにする有料オプションも存在しません。
そのため、今契約しているキャリアのメール持ち運びサービスを利用するか、キャリアメールの使用をやめてGmailやYahoo!メールなどのフリーメールアドレスを利用することをオススメします。
サポートを受けたいなら有料
ahamo契約時の申し込み時にサポートを受けたい場合は有料になります。
ahamo契約後の相談は専用チャットを利用することになり、ドコモショップやインフォメーションセンターでは相談できません。
ドコモショップでのサポートを希望する場合は必要に応じて有料の「ahamo WEBお手続きサポート」等を利用してください。
サービス名称 | 利用料金 | サポート内容 |
---|---|---|
ahamo WEB お申込みサポート | 3,300円 | ahamoの新規契約、 他社から乗り換え、 ドコモのギガプラン等から料金プラン変更の 申し込みをサポート |
ahamo WEB お手続きサポート | 3,300円 | ahamo契約後の各種お手続きの 申込みをサポート |
楽天モバイルからahamoに乗り換えるベストのタイミングは?

楽天モバイルからahamoに乗り換える際は、毎月20日〜25日頃までに開通(回線切替)を完了させるのがベストタイミングとされています。理由は、楽天モバイルとahamoそれぞれの料金の請求タイミングと日割りルールの違いにあります。
楽天モバイルの料金精算ルール
- 楽天モバイルでは、解約月(MNP転出月)の料金はデータ使用量に応じた従量制で請求されます
- オプション料金は基本的に日割りになります(※かけ放題オプションなど一部を除く)
たとえば、解約までにデータを2GB使った場合、その月の楽天モバイルの基本料金は1,078円となります(+通話料等別途)。
ahamoの料金ルール
- ahamoは契約初月の基本料金が日割り計算で請求されます。
- つまり、月末近くに契約すれば、その月のahamo料金は数百円で済みます
ベストなの誓えタイミングは?
- 毎月20日~25日頃にahamoで開通手続きを完了させるのが最適です
- 月末に近いほどahamo側の負担は軽くなり、楽天モバイル側も利用分だけの支払いで済むため料金の無駄が少ないです
ただし、MNPやSIM配送、本人確認などに時間がかかる場合もあるため、できるだけ余裕をもって中旬頃までに手続きを開始しておくと安心です。
楽天モバイルからahamo(アハモ)に乗り換えでよくある質問

楽天モバイルの機種そのままahamoに乗り換えできる?
- 楽天モバイルからahamoに乗り換える
- 楽天モバイルで購入したAndroidスマホやiPhoneはahamoでもそのまま使いたい
というときは、ahamoでSIMカードのみ/eSIMのみを「他社から乗り換え」で契約すればOKです。iPhoneは絶対に使えます。
Androidスマホは、取り扱い製品の他社回線対応状況一覧 | 製品 | 楽天モバイルページを見て、ドコモ回線に対応していれば使えます。
楽天モバイルで発生する費用・コストは何がある?
- 契約解除料(違約金) : 無料~1,100円
- MNP転出手数料 : 無料
- ahamoに乗り換えた月の楽天モバイルの利用料金(利用したデータ量によって決まる)
楽天モバイルでは、基本的に契約解除料(違約金)は無料ですが、一部の回線では回線利用開始から1年未満での解約または契約解除時に費用が発生する場合があります。
条件 | 契約解除料 |
---|---|
利用開始から1年以内に解約または契約解除した場合 | 最大1,078円 |
利用開始から1年以上経過後に解約・解除した場合 | 無料 |
解約月の基本料金
楽天モバイルは従量課金制プランのため、解約月の基本料金は、利用したデータ量に応じて決まります。日割り計算はされません。
月間データ利用量 | 基本料金 |
---|---|
~3GB | 1,078円 |
~20GB | 2,178円 |
20GB超~無制限 | 3,278円 |
オプション料金は日割りで計算されます(「かけ放題」など一部除く)。たとえば、解約までに2GBしか使わなければ、その月の基本料金は1,078円+通話料等のみで済みます。
ahamoで発生する費用・コストは何がある?
ahamo側で発生する費用は以下のとおりです。
項目 | 費用・内容 |
---|---|
契約事務手数料 | 無料 |
契約初月の基本料金 | 日割り計算される (申し込み時期によって数百円~) |
かけ放題オプション(希望者のみ) | 月額1,100円(日割り課金あり) |
大盛りオプション(希望者のみ) | 月額1,980円(日割り課金あり) |
かけ放題オプションや大盛りオプションは、ahamo契約と同時に申し込んだ場合は日割り計算されます。
楽天モバイルでスマホの分割払いが終わっていなくてもahamoに乗り換えできる?
はい、楽天モバイルで購入したスマホの分割払いが残っている状態でも、ahamoに乗り換え可能です。
楽天モバイルでスマホを分割払い購入している場合、ahamoに乗り換えても分割支払いは継続されます。乗り換え後も、楽天モバイルで契約した際の支払い条件に従って、クレジットカード会社から請求されます。
「楽天モバイル買い替え超トクプログラム」を利用している場合は、楽天モバイルが毎月直接請求を行います。残りの支払い回数や金額も、同様に「my 楽天モバイル」で確認可能です。
eSIMのみ対応の楽天モバイルオリジナルスマホは使える?
- Rakuten Mini
- Rakuten Hand
- Rakuten Hand 5G
- Rakuten BIG
- Rakuten BIGs
といった、eSIMのみ対応している楽天モバイルオリジナルスマホは、ドコモ回線には対応していますが、ahamoでは動作確認が実施されていません。
ahamoでは完全に自己責任で利用してください。私はオススメしません。
楽天モバイルのSIMカードの返却は必要?
不要です。自分で捨ててください。
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